東大阪市の近鉄布施駅に、関西で初めて「無人決済」のファミリーマートがオープンした。カメラが入店した客を追跡、支払いなしに出られないシステムで、万引きはほぼ不可能になっている。コンビニのコスト削減が期待される。

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一見、普通の店舗に見えるが、商品を選んでレジに持っていくと、「登録されている商品をご確認ください」と音声が流れる。

記者リポート:
バーコードを通していないのに、商品名と合計金額が表示されています

客が店に入ると、天井に設置されたおよそ40台のカメラが追跡を開始した。

商品を取ると、棚に付いている高性能の重量センサーが作動する。

客がどの商品を選んだかを正確に把握することができ、自動で支払い額を計算できる「無人決済システム」だ。

支払いをしなければ店を出られないようゲートが付いているので、万引きもほぼ不可能。

商品は、自分のかばんに直接入れることもできるため、袋詰めの手間がなく、急ぎの朝も短時間で買い物ができる。

ファミリーマート ライン・法人室 木村淳副室長:
マーケットが小さいと売り上げも小さくなるので、(運営)コストと見合わなくなります。人件費を削減することで低コスト店舗になるので、今まで出店できなかった地域や場所にも出店できるということで取り組んでいます

ファミリーマートは2025年までに、無人決済などを導入した小型の店を、さらに1000店舗増やしたいとしている。

通常のコンビニでは、小規模でも2~3人の店員が必要で、運営コストが売り上げに見合わないケースがある。

無人決済システムを導入すると店員が1人で済み、システムの利用料と合わせても、低い運営コストを実現できるということだ。

今後、病院や学校の中、さらには人手不足の地域など、これまでコンビニのなかった場所への出店も期待される。

(関西テレビ「報道ランナー」2022年11月9日放送)