イランがロシアに軍事用ドローンを渡したと認めたことについて、ウクライナのゼレンスキー大統領は「まだ嘘をついている」とイランを非難した。
イランが5日、ロシアに対しウクライナ侵攻が始まる前に限られた数のドローンを提供したと認めたことについて、ゼレンスキー大統領は「毎日10機以上のイラン製ドローンを撃墜している」として、いまもイランがロシアにドローンを提供している疑いを念頭に「イランはまだ嘘をついている」と非難した。
ウクライナでは、イラン製のドローンによる発電所やダムなどインフラ施設への攻撃が相次いでいて、ゼレンスキー大統領は「イランがロシアのテロリストにドローンの使い方も教えている」としてイランを「テロリストの共犯者」と批判している。
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