全国旅行支援が始まって初めての週末。10月20日にスタートする東京のホテルでは、準備が進んでいた。

“都民割”も併用可能 集客に期待

東京での全国旅行支援スタートまであと3日、上野のホテルは追い込みでの対応に追われていた。

ベッセルイン上野入谷駅前 吉田淳子支配人:
今、やっと詳細も少しずつ下りてきているので、急ピッチで準備を進めています。今日下りてきている情報もありますので。

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東京での全国旅行支援には、いわゆる都民割「もっとTokyo」の併用も可能。合わせて1泊あたり、クーポン券を含めて最大1万6000円もお得に旅行が楽しめる。(全国旅行支援の助成額はクーポン券を含め最大1万1000円、「もっとTokyo」の助成額は最大5000円)

17日、東京都からそれぞれのホテルが使える予算の連絡が来たため、慌てて調整にあたっていた。

一方、東京都以外の46道府県は旅行支援がスタートして初の週末を迎え、各地の宿泊施設は多くの利用客でにぎわった。

各地で予約殺到 支援は12月下旬まで

神奈川県の箱根にあるホテルにも予約が殺到していた。

箱根藍瑠 渡辺健支配人:
予約は年内いっぱい埋まってきているような状況です。

一方でホテルの支配人は、全国旅行支援後の客足に不安を覚えていた。

箱根藍瑠 渡辺健支配人:
基本的には、支援はどこかのタイミングで脱却しなければいけない部分もあると思っています。

全国旅行支援の期間は12月下旬まで。旅する側にとっても、もてなす側にとっても、あと2カ月だ。

(「イット!」10月17日放送)