「暮らしにゆとりがない」とする人が、半数を超えました。
日銀が行った「生活意識に関するアンケート調査」によりますと、1年前に比べて暮らしに「ゆとりがなくなってきた」と答えた人は、前回6月の調査より7.5ポイント増え、50.7%と半数を超えました。
このうち「物価が上がったから」を理由とする人は過去最高の84.5%にのぼりました。
また、現在の物価の実感を1年前より『上がった』『少し上がった』と回答した人の割合は合わせて9割を超えました。また、1年後の物価については、『上がる』と回答した人は85.7%でした。前回調査の87.1%からはわずかに減少しましたが、依然、高い水準が続いています。