9月19日に天皇皇后両陛下も参列されるエリザベス女王の国葬。めざまし8は現地入りし取材しました。

エリザベス女王最後の別れに前日から行列

タクシーの運転手に話を聞くと「20年以上仕事をやっていてこんなロンドンは初めてだ」と驚きの声が。

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西岡孝洋キャスター:
こちらの公園からウェストミンスター宮殿に向けて早歩きで向かっている方は弔問に向かっています。ここから先まだまだ長いんですけど、こちらの看板ですが、ここから14時間かかると表示が出ました。皆さん急ぎ足で弔問に向かう方が多いですね

前日から続いたイギリス・エリザベス女王を弔問するための市民の列。
ビッグベンや国会議事堂など、ロンドンを代表する観光スポットが集まっているテムズ川沿いにも人がびっしりと行列をなしています。
一方で、弔問の列だけでなく、国葬会場近くの沿道にも多くの人々の姿がありました。

沿道にいた女性に話を聞くと…

沿道にいた女性:
コート(上着)があります。イスがあります。コップがあります。スカーフがあります。必要な時のために帽子もあります。そして、とても寒くなった時のために寝袋があります。
悲しいですが、女王の行進が通るのを見に来ました。
Q:一晩中ここにいるのですか?
はい、野宿します。天候が穏やかであることを願っています。

葬儀後、女王の棺が埋葬されるウィンザー城に向かう道路には多くの人が最後の別れをしようと待機しているのです。

日本時間の18日未明には天皇皇后両陛下がロンドン北部の空港に到着。両陛下は車で宿泊先のロンドン中心部のホテルに向かわれました。
その後、イギリス王室のレセプションに天皇陛下が参加されました。またバイデン大統領ら各国の要人もロンドンに集まっています。

16日にはチャールズ国王やアン王女など女王の子供4人が棺を警護する儀式を行い、17日にはウィリアム皇太子ら女王の孫ら8人も同様の儀式を行いました。

エリザベス女王の国葬は、日本時間の19日午後7時に始まります。

(めざまし8 9月19日放送)