小児用ワクチンの3回目接種の予約が始まるなど、新型コロナウイルスのワクチン接種が新たな段階に入っている。子どもの接種やインフルエンザのワクチン接種はどう判断すべきなのか?気になる疑問について専門家に話を聞いた。

子どもの3回目接種「重症化リスクを考慮して」

岡山県では、小児用ワクチンの3回目接種の予約が9月8日から始まった。2回目を接種してから5カ月以上たった5歳から11歳が対象だ。感染症に詳しい関西福祉大学の勝田吉彰教授に、接種を検討するポイントを聞いた。

関西福祉大学 勝田吉彰教授
関西福祉大学 勝田吉彰教授
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関西福祉大学 勝田吉彰教授:
子どもに重症化しやすいリスクがあるか、主治医に確認してもらえれば。おそらく晩秋から冬にかけてまた(感染が)多くなると思うが、そういった流行状況がどうなるか、同居人にリスクの高い人がいるかどうかが考える要素になってくる

新ワクチン登場で”打ち控え”に懸念

政府が早ければ9月中に接種を始めるとしている、オミクロン株に対応した新しいワクチン。接種できるタイミングはまだ不確定だという。

関西福祉大学 勝田吉彰教授:
接種は始まるが全国民を一度にすることはできず、どうしても優先順位がつく。高齢者・医療従事者が優先されるが、それでも同時期に打てるかわからない

そんな中、新しいワクチンを待って従来型の接種を控える、いわゆる「打ち控え」が増えることが懸念されている。

関西福祉大学 勝田吉彰教授:
特にリスクの高い人は、新ワクチンが間に合うかまだわからないので、今ある従前のものを打ってもらう

インフルは同時接種が望ましい

関西福祉大学 勝田吉彰教授:
今年のインフルエンザは相当にひどいことになる。これからはハイブリッド感染の時代。新型コロナだけを考えればよいのではなくて、コロナ・インフルエンザ・ノロなどが同時にハイブリッドで襲ってくる

国際的な人の往来が復活してきたことや、コロナ禍に入ってインフルエンザへの免疫力が低下しているとなどから、2022年は流行する恐れがあるという。

関西福祉大学 勝田吉彰教授:
同時に接種してもらうのが良い。どうしてもタイミングが合わないとか、行きつけの医院や集団接種会場で同時にできないとなれば、そのときには時間を空けて打ってもらえれば

(岡山放送)