感染の高止まりで、岡山県内の保健所は業務に追われている。特に今、拍車をかけているのが療養証明書の発行作業で、県などはオンラインの利用を呼びかけている。

療養期間の短縮などで問い合わせ多数

職員:
せきは?息苦しさはないですか?

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自宅療養中の患者の体調などを丁寧に聞き取る。津山市や鏡野町など、県北地域を管轄する美作保健所。9月8日から始まった療養期間の短縮についての問い合わせなど、スタッフを増やして電話対応しているが、追いつかない状況。

美作保健所・光井聡所長:
人口割でいうと、相当、県北で患者が発生している状況。県北の人も、県北でこれだけの患者が出るのを日々痛感している。保健所だけでなく、医療福祉全体がひっ迫している

デルタ株が猛威を振るっていた2021年8月と比べると、8月の感染者数は約18倍。岡山市や倉敷市の都市部に集中していた感染者は、今、県北地域で増えていて、美作保健所の負担も増した。

自宅療養中に症状が悪化した患者の医療機関への搬送や、高齢者施設で相次ぐクラスターの対応などで、これまでにないひっ迫した状況となっている。その状況に拍車をかけているのが…

美作保健所・光井聡所長:
療養証明に関する書類の求めに応じたり、問い合わせに対応。非常に多くの時間を取られている

新型コロナで療養したことを証明する療養証明書。保険の給付金の申請などで必要で、発行の請求が増えている。

また、政府が9月26日から全国一律で全数把握を見直す方針を示したことを受け、「保険はどうなるのか?」など、本来の業務ではない問い合わせの対応も増えている。

療養証明書の発行はオンライン利用を

竹下美保記者:
実は、スマーフォンを使って療養の証明を取ることが出来るんです

岡山県などは、感染者の健康管理システム「マイハーシス」の利用を呼び掛けている。スマホやパソコンからアクセスでき、必要な情報を入力すると、すぐに療養証明書として使える画面が表示される。

美作保健所・光井聡所長:
マイハーシスを使っての療養証明の申請、他にも県のHPで電子申請もできるので、そちらを使ってもらい、ご自身での対応をお願いしたい

美作保健所・光井聡所長:
それによって、我々が本来現場で対応すべき業務ができるので、まずは県民の皆さんに理解と協力をお願いしたい

(岡山放送)