「土用の丑の日」と言えば、夏バテ防止に「うなぎ」が定番だが、韓国の鶏鍋「サムゲタン」を出している飲食店があった。

海外旅行気分を味わいながら…“韓流”丑の日「サムゲタン」

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「korean kitchen カブ韓」担当者:
(韓国には)ポンナルという日がありまして、土用の丑の日のようなイベント。「じゃあこの日はサムゲタンを食べようか!」って日になるみたいです

韓国にも、伏日(ポンナル)という韓国版の土用の丑の日が存在。7月から8月にかけて全部で3日間あり、その日はサムゲタンなどのスタミナ食を食べる風習があるという。

この猛暑を乗り切るため、愛知・刈谷市の韓国料理専門店では、この夏サムゲタンフェアを開催。

「korean kitchen カブ韓」担当者:
薬膳や漢方、ニンニクなども入っていますので、非常に健康にもよくて夏バテ防止にもなります

通常のサムゲタンは、鶏肉にもち米・高麗ニンジン・なつめなどを入れて、鶏のだしで長時間煮込んだものだが…

「korean kitchen カブ韓」担当者:
自家製の牛骨からだしをとったスープを使っております。コクが出ている牛骨スープで丸鶏を煮込むことで、より味にコクがある作りになっています

牛骨スープで煮込むことで鶏の臭みを消し、より日本人の口に合う味付けに仕上がっているといいう。

鶏の中に詰めるのは、定番の「もち米」ではなく白米に。そうすることで米が溶け込まず、スープ本来の味を楽しむことができる。

サムゲタンのほかに、同じく鶏を丸々一羽使ったタッカンマリも、韓国では土用の丑の日の定番とのこと。

「korean kitchen カブ韓」担当者:
なかなか韓国に行けないお客さまが、本場の味を本場の雰囲気で楽しみながらポンナルを経て、満足してもらえれば良いかなと思っております

韓国の食文化を身近に感じてもらうため、8月末までは特別価格で提供。

さらに、なるべく多くの種類を味わってもらいたいと、嬉しいハーフサイズも期間限定でメニューにしている。

日本の「土用の丑の日」は過ぎたが、うだるような猛暑はまだまだ終わる気配がない。韓国料理で夏バテ防止してみては?

(東海テレビ)

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