カーリングの若手育成に向け、ジュニア選手を対象にした新たなリーグ戦が長野県軽井沢で始まった。信州から世界へ…。熱戦が繰り広げられている。
中学生から大学生まで 12チームでリーグ戦
ストーンのぶつかる音と、選手たちの掛け声。軽井沢アイスパークで7月から新たに始まった、カーリングの「信州ジュニアリーグ」。県内を拠点に活動する、中学生から大学生までの12チームが参加している。
選手:
一人一人が精いっぱい頑張ってできたので、よかったです
選手:
うまくショットも出せて、いいと思いました
企画したのは「SC軽井沢クラブ」のトップチーム所属で、平昌五輪に出場した山口剛史選手だ。
この記事の画像(4枚)SC軽井沢クラブ・山口剛史選手:
まず長野県のジュニアのレベルを上げたいというのが、1つ目の目的。そして、こういうリーグ戦を通して、小さい子たちからでも試合を楽しんでもらえるようにしたいと思って始めました
世界で活躍する選手を信州から
北京五輪では、北海道を拠点にしているロコ・ソラーレが銀メダルを獲得。カーリング熱はさらに高まっている。
信州からも世界で戦える選手を送り出したい…。多くの試合をこなして経験を積み、さらに山口選手のようなトップ選手からアドバイスを受けることで、レベルの底上げを狙っている。
選手:
チームで氷に乗る回数が少ないので、この試合はいい時間。将来の夢は、世界で活躍できるカーリング選手を目指したい
SC軽井沢クラブ・山口剛史選手:
五輪の正式種目になったのもここ長野ですので、ここからまた五輪選手が出るような環境を。もちろん僕も狙っていますが、子どもたちも次の五輪に出られるように、環境をつくっていきたい
リーグ戦は8月まで開催。その後も、年度内に3回の実施を予定している。
(長野放送)