鳥取県米子市にある日吉神社の防犯カメラ映像。
過去にさい銭箱を壊される被害に遭ったことなどから設置されたという防犯カメラに、不思議な光景が映っていました。
アライグマ・テン・フクロウ…動物たちが続々と神社に“参拝”
神社の防犯カメラに映っていたのは、山から下りてきて、せっせと“参拝する”動物たちの姿です。
階段をゆっくりと上がってきたのは、アライグマ。慣れた様子で建物の中に入っていく姿が映っていました。別の日にも、設置されたカメラをまたいで建物から出て行く様子が映っていました。
さらに、イタチの仲間、テンの姿も。拝殿の前で、スッと2本足で立ち上がる様子は本当に参拝しているかのようです。
また、“参拝客”は空からも。
さい銭箱の近くに降り立ったのはフクロウ。すると、次の瞬間。カメラの方に飛んできます。カメラの上に乗ったのか、映像が揺れる場面も。その後、別のカメラには、もう１羽のフクロウがやってくる様子も。2羽そろって、建物の奥へと飛んでいきました。
動物が現れるのは、夜だけではありません。昼間に現れたのは、サル。拝殿の手すりに腰掛け、一休み。その後は、さい銭箱の隣にあるおみくじ箱を気にするなど、しばらくうろうろすると、そのまま立ち去っていきました。
他にも、イノシシやノウサギ…さらに、7月23日にも、2匹のテンが建物の中から出てくる様子が映っているなど、神社に数多くの動物が現れました。日吉神社の安江宮司は、2022年の5月頃から動物が増えてきたといいます。
日吉神社 安江昌史宮司：
今年（2022年）に入りましてから、特に5月6月ぐらいに、フクロウやアライグマというようなそういう映像が。特に拝殿前ですね、映像が映っていたものですから
安江宮司によると、神社の裏手にある山から、餌を求めて動物たちが来ているのではないかということです。
日吉神社 安江昌史宮司：
神社にこういう動物が沢山いますよというのを改めて見てもらうには、神社にお参りいただいて、自然に触れていただくのが一番いいのかなと思います
（めざまし8「＃NewsTag」7月25日放送）
