岡山県倉敷市真備町などで多くの被害を出した西日本豪雨から、まもなく4年を迎える。被災地で今、伝えたいメッセージを聞いた。

自らも被災「3年半、共に走ってきた」

被災者の生活を手伝い、活動を続ける一般社団法人「お互いさま・まびラボ」。

多田伸志さん:
この人は足の悪いおばあちゃん。病院に通院する時、移動の足になる

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多田伸志さん:
「ありがとう」とたくさんの言葉を頂きながら、3年半走った。だんだん生活改善に向けて、皆さんが踏ん張っていったのを、一緒に走らせてもらった気がする

実は、多田さん自身も被災者の1人。4年前の西日本豪雨では運営する事業所が浸水し、屋根に避難。ボートで数人を救助した。

運営する事業所が浸水し、屋根に避難した多田伸志さん

これまでに仲間と共に、延べ約6000人を支援してきた。“被災者が被災者を手伝う”とは…。

多田伸志さん:
「大変だったね」と、車の後ろに乗っている人と話をしながら「うちもつかったんですよ」と言ったら、すごく話をしてくれる。「うちはこんな風でな」って。あれは同じ経験をした者同士じゃないとできなかった

一緒に地域を支えてきた人たちへ、多田さんからのメッセージ。

多田伸志さん:
僕たちは大きな被災をして、色んなものも失いましたけれど、それ以上に色んな人から頂いたものがたくさんある。同じように被災しながら、みんなで助け合って、本当は一つ一つ丁寧に、ありがとうございましたと言いたいけれど、まだ言えていない人がたくさんいる。ありがとうございました

(岡山放送)

記事 1202 岡山放送

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