連日の猛暑。6月30日の東京では、日傘を手に歩く男性たちの姿があった。

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話を聞いてみると、「急に気温が上がったため、今週から日傘を差している」とのこと。「熱中症で倒れたことがあるため、日焼け対策もかねて差している」という男性の手には、ハンディ・ファンもあった。

連日の猛暑 男性にも日傘が人気 ファンやミストで“進化形”も登場

そんな男性の日傘人気は、東京・自由が丘にある傘の専門店「Waterfront JIYUGAOKA/TOKYO」でもみられていた。

Waterfront・営業部 村上健二さん:
周りの男性が日傘をさし始めたので、きょうデビューします、という人も結構多い

中でも男性に人気だというのが「LIM 全天候 折55cm」(2200円)と、「銀行員の日傘 折60cm」(1650円)の2本。いずれもシンプルなデザインで、軽くてコンパクトなのが特徴だという。

さらに、“進化形”の日傘も登場している。

2022年5月に発売された「ファンで涼む新しい日傘 折りたたみファンブレラ」(5980円)は、その名の通り、傘の内側の部分にファンが内蔵された折り畳みタイプの日傘だ。

さらに「ふわっとひんやり 折り畳みミストシャワーブレラ」(6480円)は、同じく折り畳みタイプだが、傘の上部からミストを噴射。より涼しさを感じることができるという。

手軽に涼しくなれる「冷凍フルーツ」人気 価格安定で支持も

猛暑の今、売れているというものはほかにもある。

ひとくちサイズにカットするなどした果物を、そのまま凍らせた「冷凍フルーツ」だ。

セブン&アイ・ホールディングス広報センター・北澤晴奈さん:
先週あたりから販売が伸びていて、前の月と比較すると1.5倍

こちらの「セブン-イレブン」千代田二番町店では、アップルマンゴーやブルーベリーなど、7種類を販売。

そんな冷凍フルーツをアレンジしたドリンクも登場している。

冷凍フルーツに炭酸飲料を入れた14種類のドリンクを販売しているのは、なんと大学いも専門店。この日は、取材に訪れた時点で既に3種類が完売するほどの人気ぶりだ。

利用者:
シャキシャキでおいしい。ひと口食べると口の中がヒンヤリ

大学いも川越いわた・花俣準 代表取締役:
(1日)に100杯くらい。多い日だと150~200杯とか出ることもある

猛暑でもヒンヤリ感が味わえる冷凍フルーツ。街からも、支持する声が聞かれた。

街の女性A:
生だと日持ちしないので、冷凍の方が傷まずに済む

街の女性B:
値段の変動がなく、一年中いつでも食べたい時に食べられる

冷凍フルーツは、価格が安い旬の時期に、大量に仕入れて冷凍。年間を通じて安定した価格で提供できる。長期間保存、廃棄ロスを削減できることも、価格を抑えられる要因だという。

(「めざましテレビ」7月1日放送より)