宮城県内で最大震度6強を観測した地震から3カ月…。2022年3月の地震は、地域医療を支える病院にも大きな被害がでた。
山元町唯一の総合病院では、年内の施設の本格復旧を目指し、急ピッチで作業が進められている。
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復旧作業は急ピッチで進められているが…
山元町にある総合病院、宮城病院。地震から3カ月が経った今も、壁の損傷が激しく崩れ落ちる危険があることから、一部の病棟で立ち入り禁止が続いている。命の砦にも容赦なく襲った地震。
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記者(2022年3月17日取材):
地震の影響で、壁に大きな割れ目が。こちらの食器など、物が散乱しています
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病院では幸いけがをした人はいなかったが、水道管が破損して院内は広い範囲で浸水。壁の至る所で被害が確認された。
今、復旧作業は急ピッチで進められているが…
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記者:
脳神経外科が入っていた病棟が現在も立ち入り禁止となっていることから、こちらの病棟に臨時的に脳神経外科の診察室が設けられています
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安心な診察ができるような環境を
確かにさまざまな制約がある。それでも、地域医療の担い手として診療と同時並行で、復旧作業を進めている。
宮城病院 若佐孝男 事務部長:
揺れがひどかったので、ドアがゆがんでいる。これも全部取って、もう1回つくりなおそうと動いている
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工事では壁の修復に加え、今後、同じ規模の地震が起きた場合でも耐えられるよう、補強する予定。
宮城病院 永野功 院長:
安心な診察ができるような環境を急ピッチで工事を行っているので、不便ですが待っていただき、今年中にはなんとかできると考えている
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(仙台放送)