この週末、東京都内のホテルでの宿泊を楽しんだという都内に住む大学生。その際、利用したというのが、先週再開した「もっとTokyo」いわゆる「都民割」。

「5000円割引だと、ちょっと高いホテルに泊まれるので普段味わえないことが味わえる」(大学生)

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宿泊旅行だと1泊5000円が補助されるため、支払った料金を大学生に聞くと「通常1万700円が5700円になった(大学生に)5000円は大きい」という。

はとばすの「都民割」が即完売

「はとバス」では6月10日の正午、「都民割」の受け付けをスタート。開始からわずか2分、電話待ちが10人以上となったことを知らせるランプが点灯した。

その後も待ち人数は増え続け、一時は30人近くになった。今後は1日の便数を増やすなどの対応を検討するという。

お得な宿泊プランが続々登場

東京の「銀座グランドホテル」では夕食に和食御膳のコース、朝食にお肉や焼き魚などからメインが選べるセットメニューが付いたプランを用意。

平日に大人3人で1室利用の場合、通常は1泊2万8520円からのところ、「都民割」で1万3520円からとなる。

予約の殺到を受けて、銀座グランドホテル・柴﨑瑞稀さんは「(10日の)12時から販売開始して電話が鳴り止まないような状況で12時12分には完売、完了しました。夏休みに向けて利用客も増えると思うので(東京都に「都民割」の)枠を増やして(欲しい)より多くの人に利用してもらえれば」と話す。

まだ間に合う!お得なプランを紹介

しかし、まだチャンスもある。たとえば「ヒルトン東京お台場」では、ディナービュッフェや90種類から選べる朝食が付いたプランを6月13日の正午から販売スタート。

大人2人で1室利用の場合、通常は1泊3万1821円からだが、「都民割」で1室2万1821円からになる。

さらに「浅草東武ホテル」も「都民割」宿泊プランを6月14日の正午から販売。着物姿のハローキティをはじめ、和のテイストにモダンなデザインが相まった和洋折衷の部屋などに宿泊。

大人2人と小学生2人で1室利用した場合、通常では1泊4万2400円からだが、「都民割」では、小学生への助成はさらに1000円上乗せされるため、2万400円からといった料金で宿泊できる。

また、楽天トラベルでは、6月15日の午前10時から「都民割」対象となるプランの販売を開始する予定だという。

「都民割」は今回用意された25万泊分が売り切れると終了となるが、小池都知事は追加の補助について感染状況や国の動きなどをみながら検討する考えを示している。

(「めざましテレビ」6月13日放送より)