私がお伝えしたいのは「構想40年目で開業にむけ動き出した蒲蒲線の今後」です。

東京・大田区にはJR・東急の蒲田駅と、京急の蒲田駅の二つの蒲田駅があります。

「800メートルの分断」と呼ばれてきた二つの駅をつなぐ新たな路線が誕生すれば羽田空港へのアクセス向上が期待されます。

ポイントはこちら「二つの「蒲田駅」つながると何が変わる?」注目です。

【注目ポイント・記者解説】

二つの蒲田駅を地下でつなぐ新空港線、別名=蒲蒲線は1982年の基本構想から40年を経て費用分担など合意にいたり大田区の松原区長が2035年に第一期工事分の開業を目指す考えを示しました。

工事は二期に分かれていてすべて完成すれば、東急、京急、JRの3路線の利用が便利になり羽田空港へのアクセスが自由が丘から20分短縮、多摩川から14分、池袋からは6分短縮されます。

利用者は1日5.3万人と見込まれ、総事業費は1360億円で17年間かけて黒字に転換する予定です。

「(二つの蒲田の間は)たった800メートルなんですけれどものすごい不便を感じておりました」と話していた大田区の松原区長はつながることによって一つの街作りの機運が高まる、渋谷や池袋など都内西部への交通アクセスが良くなる、震災の時も広域対応が出来るようになる、とメリットを強調しています。

ただ、今後も事業費の精査や事業主体となる第三セクターの立ち上げの他、東急と京急のように線路幅が異なる路線の乗り入れを可能にする仕組みの開発など開業までには課題が多く残されています。

(フジテレビ社会部 小川美那)