北京オリンピック・女子モーグルで、5位入賞を果たした新潟・湯沢町、湯沢学園出身の川村あんり選手。金メダルというプレッシャーのなか、戦ったその舞台裏と今後の目標を聞いた。

川村あんり選手
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周囲の期待に緊張も…五輪入賞で得た“価値のあるもの”

川村あんり選手:
メダルを期待していただいて、目指していたので、すごく悔しい部分はある

北京五輪を振り返って

こう北京オリンピックを振り返ったのは、女子モーグル日本代表の川村あんり選手。子どもの頃から憧れていた初の大舞台は、プレッシャーとの戦いだった。

ワールドカップ総合ランキング1位という立場で臨んだ北京オリンピックは、メダル候補として世界中の視線が注がれた。

川村あんり選手:
最後のW杯で優勝してからは、どのネットニュースを見ても私が“金メダル候補”となっていたので、緊張や不安でなかなか公式トレーニングでも思うように合わせられない部分があった。そこはオリンピックならではの難しさかなと

周囲から期待の声

それでも、世界トップレベルのターン技術を見せつけた川村選手。メダルにはわずか0.6ポイント届かなかったものの、初出場で5位入賞を果たした。

川村あんり選手:
すごく悔しい部分はあるけど、どれだけの人に支えられているかだったり、改めてモーグルができることに感謝の気持ちが生まれた。そこは、メダルに代わるくらい価値のあるものだと思う

北京五輪を終えて

「4年後は金メダルを…」練習に励む子どもたちから学ぶことも

「悔しさも含め、忘れられない大会になった」と話す川村選手だが、大会後は家族や友達と過ごし、スキーから少し距離を置いていたという。

川村あんり選手:
北京でメダルがとれなくてかなり落ち込んでいたので、そこから次に向けて完全に気持ちを切り替えられるようにしたいなというのが今の目標

気持ちを切り替え次へ

そんな川村選手が、この日 妙高市で男子のモーグル選手と共に行っていたのは、子どもなどを対象にしたスキー教室。

妙高市で行われたスキー教室

川村あんり選手:
吸収する、吸収する。ここまで吸収する。そして、次のターンに向かう

指導する川村選手

少しでも技術を吸収しようとひたむきに練習に打ち込む子どもたちの姿は、今の川村選手にとって大きな意味を持ったようだ。

川村あんり選手:
「結果、結果」と選手はなりがちだけど、「すごくうまくなりたい」という純粋な気持ちが大切だなと今回学ばせてもらった

17歳で挑んだ大舞台で、自らの課題も認識した川村選手。4年後に向けた挑戦の日々が始まる。

川村あんり選手:
今回エアーで周りとの差をちょっと感じたので、そこを徹底的に練習していきたいと思っている。技術面でも精神面でも成長して、4年後は金メダルを目指したい

(NST新潟総合テレビ)

NST新潟総合テレビ
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