4月10日の東京は最高気温26.8℃を記録し、2022年で初めて夏日となった。

40代男性:
ちょっとびっくりしましたね。想像以上に暑かったです

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さらに広島県・安芸太田町では全国1位となる29.0℃を記録するなど、観測地点の約4割で夏日となり、全国的に暑い1日となった。

こうした中、都内の公園では…

めざまし取材班・黒尾貴史:
公園内にあるかき氷の売り場ですが、長い行列ができていますね

さらには、次々と日傘を買い求める姿もあった。

20代女性:
体調崩しそうで心配です。寒暖差がすごいので

東京都心の4月の最高気温の推移は、1月下旬並みの寒さとなった4日を底に、一転して上昇。10日は26.8℃と、わずか6日間で17℃も高くなっている。

さらに、1日の寒暖差が10℃を超えた日は、10日までで実に4日もあった。

自律神経の乱れで倦怠感や眠気 熱中症にも注意が必要

こうした中、医師が警鐘を鳴らすのが…

熱中症に詳しい内科医・市原由美江医師:
自律神経がちょっと乱れてしまう。それによって倦怠感とか眠気とかいろんな不調が出てきてしまう

さらに、より体調を悪化させそうな要因もあるという。

熱中症に詳しい内科医・市原由美江医師:
暑くなってくると熱中症になりやすい環境もそろっているし、寒暖差と熱中症のダブルパンチ

春にもかかわらず、熱中症になるリスクがあると指摘。

適度な運動や湯船に浸かることが効果的

予防としては適度な運動が効果的で、ウォーキングならば週5日を目安に30分、サイクリングならば週3日で30分程度。またストレッチなら30分を目安に週5回~毎日行う。2日に1回はシャワーだけでなく湯船につかることで汗をかきやすくなるため、体が暑さに慣れるという。

気になる今後の天気は 台風1号 日本に近づく恐れも 

一方、今後の天気で気になるのが、日本の南海上で発生した台風1号と2号。特に台風1号は、発達しながら進路を東寄りに変えて、小笠原諸島に近付く恐れもあるという。

日本気象協会・徳田留美気象予報士:
近くに前線が停滞するため、その活動が活発になって雨が強まる可能性があります。最新の情報に注意頂きたいと思います

(「めざましテレビ」4月11日放送)