今月16日に起きた最大震度6強の地震により、宮城県白石市で脱線した東北新幹線の車両について、JR東日本は、さきほど、来月2日ごろ、白石蔵王駅に移動させると発表した。

現在、脱線した車両の撤去作業が続いているが、きのうまでに脱線した16両のうち、9両を線路に戻す作業を終えたという。今月29日からは、クレーンを使った作業を開始し、来月2日ごろまでに、白石蔵王駅に移動させる予定。

東北新幹線をめぐっては、これまでに、線路がゆがんだり、電柱が損傷するなどの被害が、およそ1000カ所にのぼるとされる。JR東日本は、来月2日ごろに郡山~福島間で、来月4日ごろに仙台から~ノ関間で運転再開を目指していて、全線再開は、来月20日前後になる見通し。

社会部
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