東京電力は午後8時以降に200万~300万件規模の停電が発生するおそれがあるとして、節電を呼びかけています。
萩生田経済産業大臣はきょう午後緊急会見し、午前中の節電が目標を大きく下回った事を明らかにし、「この状況が続けば、深刻な大規模停電を避けるために、広範囲で停電を行わざるを得ない」と述べました。
百貨店やコンビニなどに協力を呼びかけ、午後3時から午後8時に、さらに5%、追加の節電を求めています。
東京電力は現在、水力発電の出力を上げることで対応していますが、この状況が続けば午後8時以降にダムの水が尽きるとし、200万~300万件規模の停電が発生するおそれがあるとしています。
停電が発生した場合、最短でも全体の電力使用量が低下する午後11時頃まで続くということです。