”小さな美術館”が岡山のまちを走る。瀬戸内市出身の画家・竹久夢二の作品がデザインされたタクシーが3月20日、岡山市でお披露目された。
現代によみがえる竹久夢二
黒い車体には、美人画を得意とした竹久夢二の作品「立田姫」や「早春」がデザインされている。
![車体側面には美人画をデザイン](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/c/b/700mw/img_cb7447666179762b7e4294858ee15c15218187.jpg)
![](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/4/2/700mw/img_42cc7fc8176f4ca6d886c723b594ca21233934.jpg)
また、シートには夢二がデザインした岡山特産の果物も描かれている。
![シートに描かれた岡山特産の果物 夢二のデザイン](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/9/6/700mw/img_964d5bd31f0c5c2525c25f8c24e726e2291890.jpg)
岡山市の岡山交通と夢二郷土美術館が、2022年4月から始まる瀬戸内国際芸術祭や7月から開催される岡山デスティネーションキャンペーンに合わせて、岡山の観光を盛り上げようと制作した。
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タクシーのデザインは岡山市出身のデザイナー・水戸岡鋭治さんが担当した。
![夢二タクシーをデザインした水戸岡鋭治さん](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/b/3/700mw/img_b3e871624271dbcb934b68a00f196108264838.jpg)
夢二郷土美術館・小嶋ひろみ館長代理:
水戸岡先生によって、夢二が今によみがえったような感じ。旅の間だけでもアートを見ることで、心が豊かになるよう美術館が貢献できれば
![夢二郷土美術館・小嶋ひろみ館長代理](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/d/4/700mw/img_d4a9e6ce090efab514972f684d7377d7263326.jpg)
「夢二タクシー」の運行は3月23日からで、瀬戸内市の夢二生家記念館などをめぐるタクシーツアーも予定されている。
(岡山放送)