ウクライナから外国へ避難する人が16日、300万人を超えた。
隣国ポーランドの首都、ワルシャワにあるヨーロッパ最大の避難者受け入れ施設を取材した。
立石修記者:
センター内に設置された宿泊所です。数え切れないほどのベッドが並んでいて行き場を失った人たちが寝泊まりしています。

ウクライナ人女性:
夫と息子はザポリージャで戦っています。主人は70歳ですが防衛隊に入っています。とても心配です。

大型展示会場から改装されたこの施設には、宿泊所や食堂のほか、ヨーロッパ各地に向かう長距離バスのターミナルも設置されている。
現在は7000人ほど滞在しているが、施設の責任者は受け入れが困難になりつつあると語る。

施設の責任者トマシュ・シプワ氏:
避難者はまだ増えています。我々は満員です。彼らの場所を探すために国際的な協力が必要です。

ポーランドへの避難者は180万人を超え、受け入れが限界に近づきつつある。