新型コロナの影響で大学を中退、休校した学生が増加し、オンライン授業の増加が主な理由とみられています。
文部科学省の調査によりますと去年4月から去年12月の間に全国の大学を中退した学生のうち新型コロナの影響と確認されたのは1937人で前年度の同じ時期からおよそ1.4倍増加しました。休学した学生も5855人でおよそ1.3倍でした。
中退した最も多い理由は「学習意欲の低下や学生生活への不適応」で、文科省は「オンライン授業が増え学生同士や教授と関わる機会が減っていることが影響した可能性がある」としています。