今、1億円以上を稼ぐ、若い選手が続々と登場している女子ゴルフ界。

1月30日放送の「ジャンクSPORTS」(フジテレビ系)に、賞金ランキング上位に名を連ねる女子ゴルフ界のトッププロ8人、稲見萌寧選手、大里桃子選手、勝みなみ選手、小祝さくら選手、西村優菜選手、古江彩佳選手、山下美夢有選手、吉田優利選手が集結。

平均年齢21歳、賞金総額17億円を超える彼女たちの金銭事情や恒例の普段思っていることをこの場で聞いてみる“物申す”コーナーなどから素顔を探った。

小祝さくらの“天然”な失敗

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賞金女王に輝いた稲見選手の獲得総額は2億5000万円。昨年の東京オリンピックで日本ゴルフ史上初の銀メダルを獲得、ツアー成績はトップ10入り25回で9度の優勝をあげた。

昨年を振り返って稲見選手は「いろいろできないような経験が1年で全部できた。お父さんに140万円くらいのロレックスの時計をプレゼントしたら、『今までで一番うれしい』と言われた」と嬉しそうにする。

昨シーズンはツアー4勝という成績だけでなく、内面と外面の美しさを讃える「ビューティー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した西村選手は、賞金ランキング5位で、1億7500万円。

そんな西村選手は番組MC・浜田雅功さんから「お金の使い方は変わった?」と聞かれると「私は変わっていないんですけど、両親が変わった」と話す。ファミリーレストランでも値段を見て選んでいたのが、西村選手が帰宅すると「カニ行こうか」と言うようになったと明かした。

今回スタジオに登場した中で最年少の山下選手は、賞金ランキング13位で1億456万円。

浜田さんは20歳で1億を稼いでいることに驚くが、お金の管理は親がしていると話した。

女子プロ界一の不思議キャラ、小祝選手は昨シーズン5勝をあげ、獲得賞金額は3位の2億円。

そんな小祝選手は昨シーズン、クラブを渡す際、違うキャディーに渡しそうになった失敗を告白する。

勝選手は「そうそうない」と否定するが、“源ちゃん”こと男子プロゴルファーの時松隆光選手は、小祝選手の行動に頷き、「顔をまじまじ見て渡すことはない。ちょっとカッコつけながら渡したら、キャディーさん違って恥ずかしかった」と“天然あるある”を明かした。

勝みなみが大会で賞金を稼ぎたいワケ

黄金世代のしっかりものの勝選手。昨シーズンはベスト10入りが12回、2度の優勝をあげ、獲得額は7位の1億2700万円。

2021年10月の日本女子オープンで、池に落ちたボールが水を切りラフへ戻るミラクルショットを放った勝選手。実は、この大会で賞金を稼ぎたい理由があったという。

「誕生日に7万2千円のピアスを母に買ってもらったんです。包んでもらっていた時に母が『7万2千円じゃない、72万円だよ』って。値段を見ずに買っていて、元を取るために…だから、めちゃめちゃ着けています」

デビュー2年目にして昨シーズン2勝をあげた吉田選手。その獲得賞金額は22位で7500万円。

“コスメ番長”とも呼ばれる吉田選手は2021年9月のゴルフ5レディスで優勝。写真撮影の際、リップを塗り直すなど美意識が高いことから名づけられたそう。

優勝カップを手に持つ写真を見て「変わる?」と浜田さんからツッコまれるが、「見た目重視」だという吉田選手はリップを塗り直すことについて「全然違います」と返答。

リップ塗っていない時と、塗っている時の「どっちがいいか」を浜田さんが源ちゃんに聞くと「どっちもかわいい」とべた褒めした。

西村優菜の車の中がうるさい!

番組恒例の「物申す!」コーナーでは、まずスタジオにいる7人が勝選手に対して「女子力高くなりすぎ」と物申す。

稲見選手は「最終日に優勝争いを2人でしていて、一緒の組で回ったりしていても、最後の3ホールで『あのスキンケアめっちゃよくない?』って話ばっかりしています」と告白。小祝選手も「髪の毛もサラサラ」と勝選手の変化に触れる。

浜田さんは「誰かできた?」と小声で問うが、「どうなんですかね」と勝選手ははぐらかす。しかし、「みなみちゃんはできていないと思う」と小祝選手は否定する。

全員が“女子力アップ”を認める勝選手が美容に力を入れたきっかけは、小学校から大の仲良しで同級生のプロゴルファー・小滝水音選手の影響だという。

「(小滝選手が)過去に男性とデートしたことがあるみたいで。私はないので、絶対に負けたくないと思って頑張っています」

小滝選手も勝選手を「前よりかわいくなった」と褒めるが、勝選手に火をつけた「男性とデートしたことがある」という話になると「食事に1対1で行ったくらい…」と明かす。

そして小滝選手が「彼氏はいません!」と明言すると、安心したのか勝選手はなぜか拍手。小滝選手は「お互いキレイになって、彼氏作ってダブルデートしましょう」と約束した。

プラチナ世代の筆頭で、ツアー6勝を記録した古江選手。年間最優秀選手賞と新人賞を獲得した彼女の獲得賞金額は2位の2億4600万円。

そんな古江選手に対して、西村選手は「車の音楽が爆音すぎる!」と物申す。

西村選手は「以前、古江さんのアラームがうるさいという話をしたんですけど、それだけじゃなくて、車の中がライブ会場かってくらい、うるさい」とクレーム。

歌手・浜崎あゆみさんのファンで、移動時は車の中で曲を流している古江選手。

運転をする古江選手の母親は「ツアー会場とホテルが近すぎると“あゆの曲が聴けない!”と怒られるので、会場から遠いホテルを毎回予約しています」とのこと。

母親からのクレームに古江選手は「1曲じゃ物足りない」と不満げ。さらに、ツアー最終日はライブの最終日で浜崎さんが「最終日~!」と叫ぶのをマネしたりしていることも明かした。

稲見萌寧は“キラキラ”させすぎ

獲得賞金が12位の1億513万円で、昨シーズン2年9カ月ぶりの勝利を飾った大里選手は、稲見選手に「試合中にキラキラさせすぎ!」と物申す。

大里選手は「私もリングとかつけるの好きなんですけど、(稲見選手は)ダイヤが散りばめられているやつをたくさん着けてて。光っています」と話す。

すると、勝選手は「邪魔にならないのかなって思います」、山下選手は「動くたびにキラキラしているのですごい」と他の選手もキラキラが気になっていたのか、さまざまな発言が飛び出す。

稲見選手は「グリップとかでズレてフィニッシュ取ってリングを直すのが習慣。忘れたときは親に連絡してホテルの部屋に取りに行ってもらいました」と話すほど、なくてはらないものだと主張。

浜田さんから「離れてもキラキラしてるって言われていますが…」とツッコまれると、「狙い通りです」と稲見選手はニヤリとした。

西村選手は「身長ごまかしてない?」と山下選手に物申す。

小学生の頃からの付き合いだという2人。西村選手は「ジュニアの頃から身長が同じでミリ単位まで一緒だった時も。ずっと150センチと言っていたんですけど、最近(山下選手が)151センチと言い張る、ごまかしてるんじゃないかな」と首をひねる。

そこで改めて身長を図ってみると、山下選手は150.3センチ、西村選手が149センチだということが発覚。

測定の結果を聞いた西村選手は「夕方はめっちゃ調子が悪いんです」と悔しそうに言い訳をするが、山下選手は「私の方が高いということで」と、小さい頃から続く「どっちが高い?」争いに決着が着いたと嬉しそうにした。

盛り上がりが続く女子プロゴルフ界。今シーズンはどんな選手が活躍をするのか目が離せない。

(『ジャンクSPORTS』毎週日曜日夜7:00~8:00放送)