フランスで1月24日からワクチン接種が事実上義務化されることに対して、抗議活動が行われている。一方、政府は2月から段階的に規制緩和進める方針だ。
フランスでは、24日から飲食店や文化施設などを利用する際、ワクチン接種証明の提示が義務づけられる。全人口のうち約2割がワクチンを接種しておらず、事実上のワクチン接種の義務化に対して、22日抗議活動が行われた。
22日に発表されたフランスの新型コロナの新規感染者数は38万9320人と、依然高い水準となっている。一方で、首都圏では感染者数が減少傾向にあることから、政府は2月2日からテレワークの義務化など、現在行っている対策を段階的に緩和する方針だ。