義理人情に厚い街…五島列島に移住者続々 「子どもが自然とふれ合う遊び場を」東京出身男性の挑戦【長崎発】
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義理人情に厚い街…五島列島に移住者続々 「子どもが自然とふれ合う遊び場を」東京出身男性の挑戦【長崎発】

青く透き通った海。自然に囲まれた長崎県の五島列島で、東京で生まれ育った男性がある夢に向かって挑戦を続けている。

自然豊かな長崎県五島市
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五島市富江町のグランピング施設「ノルディスクヴィレッジ」で働く高橋大樹さん(36)。東京・日野市の出身で、3年ほど前に五島市に移住し、新天地で挑戦を続けている。

高橋大樹さん:
もともと自分で子ども向けの宿泊の施設を作りたくて。どこでやろうか?と思っていたところに、知人から「島に家があるから住まないか」と

3年ほど前に東京から移住

家賃は2.5万円 のどかな暮らしを満喫

高橋さんは大学を卒業後、関東のアパレルや食品輸入の会社などに勤務していた。

もともと海が好きで、知人から「長崎の離島に空き家がある」と聞いたことをきっかけに、島での暮らしを真剣に考えるようになった。

移住を決めたのは、東京で開かれた五島市の移住相談会に参加したわずか半年後だった。

ノルディスクヴィレッジ・吉田拓支配人:
(高橋さんは)他県の人が五島で何が楽しいか、そういう目線を持てている。ノルディスクといえば高橋君、というイメージを持たれてる方が多くて。すっかり島になじんでいるなという気がする

住まいは職場から徒歩5分。家賃は電気代込みで月2万5000円。近所のおばあさんが野菜をおすそ分けしてくれるので、食費もほとんどかからない。

ほとんどの家具は前住人が使っていたもの

高橋大樹さん:
自分の中で勝手にコンセプトを「おばあちゃんの家」と決めて、それに合わせてこたつカバーとかをそろえて

食器棚などの家具も、ほとんどが前の住人が使っていたものだ。

五島は全然疲れない場所だと話す高橋さん。都市部と違って、服装など周りを気にしなくなったという。

親切な島の人たち…支援制度も充実

五島市は、2019年から3年連続で移住者が200人を超えている。

五島市への移住者数が増加中

若い世代への支援制度も手厚く、40歳未満の夫婦や18歳未満の子どもを扶養している世帯に、引っ越し代を補助しているほか、島で働く移住者への助成も行っている。

新型コロナの感染が広がる前から、全国に先駆けて取り組んでいたワーケーションの誘致も後押ししている。

ワーケーションの誘致も後押し

五島市に住む人:
子どもの同級生のおうちが移住者。お世話してあげたくなる人たちみたいですね、五島の人って

五島市地域協働課・平野梓さん:
移住された方の声でよく聞くのが、島の方がとにかく優しいって。すごく言ってくださっていて。困った時にすぐ声をかけてくれるのがありがたいということで、義理人情に厚いとよく言ってもらえますね

約270坪の土地を購入 地域貢献と夢の実現目指す

この3年間で貯めた資金をもとに、高橋さんは今、夢の実現に向けて大きな一歩を踏み出している。2021年11月、富江町の小学校のそばに約270坪の土地を購入した。

高橋大樹さん:
すごく草がぼうぼうだったんですけど…。島で田舎といっても、子どもが遊べる自然な場所があまりないみたいなので、木を使ってターザンみたいなのをやったりとか、簡単なブランコを作ったりとか

小学校のそばに270坪の土地を購入

購入した土地は一度、整備して公園にしたあと、民泊体験ができる子ども向けの施設を作り、2~3年後の開業を目指している。

高橋大樹さん:
休みの日は車でドライブ、インスタ用の写真を撮りに島内を走ったりとか、スケボーしたり、夏は海でボディボードとかしています。働きながら、なおかつ地域の人たちとしっかりコミュニケーションをとりながら、応援されるように頑張っていこうと思っています

自他共に認める「五島愛」の強さで、高橋さんは地域への貢献と夢の実現を目指している。

(テレビ長崎)

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