岸田首相は15日夜、自民党・甘利前幹事長らと会食した。新型コロナウイルスのオミクロン株対応などをめぐり意見を交わし、17日に召集される通常国会に向けた協力を確認した。

岸田首相は東京都内の料亭で甘利氏のほか、山際経済再生相、木原官房副長官と会食した。この中で、オミクロン株が国会でのリスク要因になり得るとの認識で一致した。

会合後に甘利氏は記者団に対し、「通常国会が始まるから、リスクシナリオをいろいろシミュレーションして、しっかり対応できるようにみんなで協力していこうという話だ。オミクロン株を政府がどう制御、対処していくかが一番の課題だ」と語った。

このほか岸田首相が掲げる「新しい資本主義」をめぐっても意見が交わされた。

政治部

日本の将来を占う政治の動向。内政問題、外交問題などを幅広く、かつ分かりやすく伝えることをモットーとしております。
総理大臣、官房長官の動向をフォローする官邸クラブ。平河クラブは自民党、公明党を、野党クラブは、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会など野党勢を取材。内閣府担当は、少子化問題から、宇宙、化学問題まで、多岐に渡る分野を、細かくフォローする。外務省クラブは、日々刻々と変化する、外交問題を取材、人事院も取材対象となっている。政界から財界、官界まで、政治部の取材分野は広いと言えます。