千葉県は、午後2時から記者会見を行い、県内の20代の女性2人が、新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」に感染していたことを明らかにした。2人は、現在、軽症で、県内の医療機関に入院している。2人とも、2週間以内の海外渡航歴はなく、他の感染者とも接触がないため、市中感染の疑いがあるという。

20代の女性2人のうちの1人は、12月26日に発症し、ゲノム解析の結果、31日にオミクロン株に感染していたことが判明した。女性は、31日時点で、発熱などの症状はないという。

女性は、24日と25日に、それぞれ友人1人と会食。濃厚接触者は、友人2人と家族1人の合わせて3人。濃厚接触者3人のうち2人はPCR検査の結果、陰性だった。もう1人については、現在、確認中という。

千葉県は、午後2時から、オミクロン株の市中感染例について記者会見を行った。
千葉県は、午後2時から、オミクロン株の市中感染例について記者会見を行った。
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もう1人の女性は、28日に発症し、ゲノム解析の結果、31日にオミクロン株に感染していたことが判明した。女性は、30日時点で、発熱や倦怠感などの症状があるという。

女性は、26日と28日に仕事をしていて、職場の同僚7人が濃厚接触者に当たる。この7人については、現在、PCR検査を行うよう要請しているという。

オミクロン株の市中感染をめぐっては、隣の東京都で確認されているが、千葉県では、今回が初めて。

社会部
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