希少すぎる名車は「オートバイの世界遺産」

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“ウィズコロナ”で再注目されている乗り物「バイク」。いま“バイク女子”が増えるなど人気が再燃しているが、その裏では人気がゆえの異常事態が起きていた。

風を受けて自然と一体になれる乗り物、バイク。冬は寒く、ましてや雨の日となると大変だ。
しかし、“ウィズコロナ”の今、バイクの人気が再燃しているという。
教習所をのぞくと、男性だけでなく女性の姿もあった。

教習生の女性(21歳):
密にならんし、ある程度ちゃんと距離を保って。コロナ禍でも個性を出して楽しめるのがバイクかなって

小柄な女性も、お気に入りのバイクにまたがる日を想像しながら教習にのぞんでいた。

教習所の担当者:
バイクというのは換気が非常にいいのでね。あとコロナの給付金。「この10万円を何に使おうか」ってときに、ちょうど教習料金に当てはまると

取材した教習所では、新型コロナ感染拡大前は384人だった教習生が、2020年以降、年に40人ほどのペースで増え続け、女性の割合も増えている。

教習生の女性(26歳):
こういうのはすごいカッコいいなと思いますね、スポーツ系の

しかし、この教習所に通う多くの人がある共通の悩みを持っていた。

教習生の女性(42歳):
新車が全然製造されてないというか、間に合わないみたいで。中古バイクがすごく高くなっているって聞いているので、買えないですね、全然

中古バイクの価格が高騰していた。検索サイトで調べてみると…

リポート:
このバイクは500万円近いですね。こちらのバイクも400万円を超えています

いま異常な高騰をみせているのが、生産が終了した“旧車”と呼ばれるバイク。2,3年前と比べ、倍以上に値上がりしている。高騰の理由を売る側に聞いてみると…

バイク販売店の経営者:
コロナによって需要が高まったところに旧車ブームみたいなのが来て、急激に高くなったというのもあると思いますね

売る側も肌で感じるようになった“旧車”ブーム。

この店が現在オークションで出品している自慢の旧車。設定価格はなんと1台1000万円以上。

40年ほど前に国内で製造され、その後、ドイツの愛好家の手に渡った貴重な一台だそうで…

バイク販売店の経営者:
「オートバイの世界遺産」といってもいいんじゃないですかね。「今買っておけば、しばらくしたらもっと高くなるんじゃないか」みたいなことを言って買う人も中にはいるみたいです。僕らとしては、バイクはあくまで乗ってほしいですね

本来の乗る楽しさに加え”投資”目的の人まで…。バイク人気はしばらく続きそうだ。

(東海テレビ)