この春に家族が増えて、一気に大家族になった福岡・久山町の「トリアスふれあい動物園」のビーバー。
しかし、ある問題に直面して園が頭を抱えている。

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4匹の赤ちゃん誕生で獣舎が“缶詰状態”

くりっとした小さな瞳に平べったい尻尾が特徴的な動物、ビーバー。

園ではこの春、4匹の赤ちゃんが生まれた。
泳いだり、きょうだいで追いかけっこをしたり、小さな体で元気よく動き回る姿が来園者の心を和ませているが…

子どもたちが生まれるまでは、親2匹が一緒に休むことができていたのだが、子どもたち4匹が生まれたことで寝室は手狭に。
さらに子どもたちもどんどん大きく成長し、獣舎は“缶詰状態”になっている。

さらに…

トリアスふれあい動物園・原田敦子園長:
ここがちょっとやられてしまってですね、柱なんですけど

もともとビーバーは木をかじって巣をつくる習性がある生き物。
獣舎が手狭になったことで、棲家を作らねばという親ビーバーの本能が呼び起こされたのか。園内の木造獣舎は、かじられボロボロに。
これには園も手を焼いている。

トリアスふれあい動物園・原田敦子園長:
修正したいと思うけど、なかなか難しくてですね…

「クラウドファンディング」で支援の呼びかけ

園では新型コロナの影響で来園者が減少。
売り上げはコロナ前の7割ほどまでに減り、新しい獣舎の建設はおろか、修復用の木材の購入もままならない状況になってしまっている。

なんとかできないか?そんな中、園がすがったのは「クラウドファンディング」による支援の呼びかけ。

すると、9月はじめから僅か2週間ほどで9割が集まった。

トリアスふれあい動物園・原田敦子園長:
びっくりの一言です。ビーバーたちが楽しく自由に過ごせるように居住空間を広くして、日本一、ビーバーと触れ合える聖地になるよう目指して頑張っていきたい

集まった支援で、ひとまわり大きな獣舎の建設に目処が立ちつつある動物園。
ビーバー一家が快適な生活が送れるようになるまで、もう少し。

海の中道海浜公園ではカピバラの赤ちゃんが誕生

一方、福岡市東区にある「海の中道海浜公園」では、ネズミの仲間・カピバラの赤ちゃんがすくすく育っている。

「キュルルル」と鳴きながら、つぶらな瞳でカメラに近寄ってくるのは、カピバラの赤ちゃん。
2021年の5月~6月に生まれた5頭だ。

園としては実に6年ぶりの誕生で、緊急事態宣言により休園中の園内で元気に育っている。
まだまだお母さんのお乳が欠かせないが、生まれて1週間ほどで固形物を食べられるようになるというカピバラ。
飼育員が大好物の笹を持って行くと、「キュルキュルキュル」と鳴きながら、“大人”にも負けじと赤ちゃんカピバラたちも頬張り始める。

海の中道海浜公園 飼育員・入江光さん:
すごく賑やかになりましたし、いまのところすくすく育ってくれているのが、一番うれしいですね。ご飯を食べているところがおすすめなのと、親にくっついて歩いて回っているのもかわいいので、そこがおすすめですね

6年ぶりの赤ちゃん誕生で、一気に大家族になったカピバラ一家。

臨時休園していた「海の中道海浜公園」だが、再開に伴い少し成長したカピバラたちの姿を見られそう。

(テレビ西日本)