台風の時にエアコンは運転できる?
――台風の時にエアコンは運転していいの?
室外機の底面まで水位が達していない場合は運転可能なこともありますが、浸水・水没のリスクが高い場合は運転を停止し、室内機の電源プラグを抜くことをおすすめします。
室外機が浸水・水没した場合は運転しないでください。水分が乾燥したと思われる場合も同様です。不具合が発生している可能性が高いため、購入先の販売店などにご相談ください。当社では室外機本体の下面(室外機本体の脚部から)より約5cm以上浸水したときは、修理不可と判断しています。

――台風での泥水が室外機から室内に運ばれることはある?
室内機と室外機は多くの場合、壁にあけた穴(貫通穴)でつながっていて、接続配管・電線・ドレンホースなどが通っています。配管内に外気や水分が入り込むことはありませんので、汚泥を含んだ風が室内に運ばれるようなことはありません。ただし、貫通穴のカバーなどが破損・脱却すると、屋外の雨風が侵入することも考えられます。

また、ドレンホースは壁と垂直に設置されていますが、マンションなどでは地面を這わせて排水溝まで引っ張っていることもあります。その場合はホース先端が水没やごみでふさがると、室内機の結露の排出が妨げられ、室内機から水漏れが発生することがあります。