「お好み焼きが大好き!」と豪語する芸人・ツートライブの2人が、広島県内の名店を探す「ツートライブの広島魂」。
今回は、広島のお好み焼きを生んだ名店で、広島づくしのランチを堪能! 戦後の復興と共に歩んできた歴史にも迫る。

広島市で訪れたのは新スタイルの名店

たかのり:
きょうはですね、広島のど真ん中に来ております

周平魂:
広島のど真ん中。そこに舞い降りました。この辺にお好み焼きがあるのか!

2人が訪れたのは広島市
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たかのり:
そごう広島店に着きましたけどもね

周平魂:
ずっと反応してるから

たかのり:
反応してる、もう? そごう広島店のレストランフロアなんですけども

周平魂:
多分ここ…。でも、お好み焼きじゃないんか?

たかのり:
なんか高級…

高級感あふれる店だが…

周平魂:
あれ? でもほら「みっちゃん 雅」。「みっちゃん総本店」って聞いたことがあるけど、全然お好み焼きの外観ではないというか

たかのり:
ステーキハウスみたい!

2人がたどり着いたのは、広島のお好み焼き界をけん引する「みっちゃん総本店」が手がける新スタイルの店「みっちゃん総本店 雅」。

高級感あふれる店内で、お好み焼きはもちろん、瀬戸内食材を使った鉄板料理などが楽しめる。

ツートライブ:
どうもはじめまして! ツートライブと申します

岡田幸治さん:
岡田と申します

たかのり:
入ってくる時、お好み焼き屋と分からないぐらい

岡田幸治さん:
よく言われます

周平魂:
相当お金持ってないと入れないような。ちなみに味は?

岡田幸治さん:
一緒です

たかのり:
味も値段も一緒

周平魂:
さすがにチャージはかかってくるんちゃいます?

岡田幸治さん:
なしです

周平魂:
チャージもなしでございます! 「みっちゃん」という名前の由来は何ですか?

岡田幸治さん:
初代の名前が、井畝(いせ)満夫。昔から「みっちゃん、みっちゃん」って皆に呼ばれていたらしくて、分かりやすいようにみっちゃんに

初代 井畝満夫さんが店名の由来

周平魂:
ちなみに岡田さんは下の名前は?

岡田幸治さん:
ゆきはるです

周平魂:
ゆっちゃんか…。どれくらいここで働いているんですか?

岡田幸治さん:
13年

ツートライブ:
13年! ベテランだ! おすすめは何ですか?

岡田幸治さん:
雅のランチセット。サラダ、ミニサイズのお好み焼き、さらにそこに一品料理が付きます。さらにデザートかドリンクも選べます

ツートライブ:
いいですね

創業70年 伝統の技で作るお好み焼き

「みっちゃん総本店 雅」の一押しランチセット。まずは、昭和25年の創業当時から守り続ける自慢のお好み焼きをいただく。

周平魂:
ミニサイズでこれって、結構ボリューミーよね。天かすが入りまして、もやし。だいぶ高度が高めになってきてますよ

たかのり:
そうですよ、これ

高さを出して、具材に空気を入れ込む。

岡田幸治さん:
はい。ここにラードです。ラードを入れることによって、うまみを出すというのと、焼いた時のお肉の滑りをよくする

周平魂:
ちょっとしたラードを入れるだけで、全然変わってくる?

岡田幸治さん:
全然変わってきます

具材をしっかりと蒸している間に、ゆでた生麺を鉄板へ。ここにサラダ油を入れる。

サラダ油を投入!

周平魂:
結構、サラダ油たっぷりめに入れるんですね

岡田幸治さん:
そうですね、揚げる感じですかね

ツートライブ:
なるほど! 焼くというよりは揚げる

岡田幸治さん:
で、パリッとさせる

ツートライブ:
なるほど。この作り方は、全てみっちゃんさんに教えてもらった?

岡田幸治さん:
そうです

ツートライブ:
これ、ミニサイズとはいえ、なかなかやな。ほんでグッと押さえて?

岡田幸治さん:
はい。一体化させるために最後だけ押さえます

2021年で創業70周年。伝統の技で作り上げるみっちゃん総本店のお好み焼き。
秘伝のオリジナルソースをかけて完成だ。

周平魂:
そばを揚げるように焼くことによって、今まで食べたことのないお好み焼き。おいしい味が、歯ごたえと一緒になって、俺の食道を滑り込んでいった。要するにうまい!

”みっちゃんのお好み焼き”誕生秘話

1950年。みっちゃんは、戦後間もない時期に屋台からスタートした。
そのお好み焼き誕生には、こんないきさつが…

岡田幸治さん:
最初は「一銭洋食」っていって…

ツートライブ:
聞いたことあります! 小麦粉とキャベツを混ぜたものを焼いて畳むやつですよね?

岡田幸治さん:
そうです。ある時にお客さんがいっぱい入って来たので、焼きそばの上に乗せたんです。そしたら、「あれ? これ、おなかいっぱいになるし、いいんじゃね?」ってなって

周平魂:
それが生まれた瞬間なんですね

岡田幸治さん:
はい

一銭洋食に焼きそばを乗せたことから誕生したこのお好み焼きは、戦後の復興と共に、広島のソウルフードとして定着した。
生みの親である初代・井畝満夫さんは現在現役を引退し、ことしから二代目が、その伝統と技を受け継いでいる。

周平魂:
二代目のみっちゃんさんは、どういう方なんですか?

岡田幸治さん:
一番弟子ですね

周平魂:
お好み焼き屋さんで名前を襲名するというのも聞いたことがない

岡田幸治さん:
多分、飲食業界でも初

業界初!? 二代目みっちゃん襲名

周平魂:
だから新しいことを常にやらはるんよ

たかのり:
そういうことやね

観光客だけでなく地元にも愛される店に…

お好み焼き界のパイオニア、みっちゃんが手掛ける新業態のお店「雅」で人気のランチセット。
お好み焼きに続いて登場したのは、なんともぜいたくな広島名物、カキの三種盛り!

ツートライブ:
うわぁー、すごい! 一品ちゃうやん

そして、たかのりが選んだ一品メニューは、穴子の天ぷら!

たかのり:
ふわっふわで、衣の中に味がギュッと詰まってますね。おいしい

周平魂:
ダウン着させてもらったアナゴさんやもんな

たかのり:
衣のことをダウンって言うな!

たかのり:
めちゃくちゃおいしい

周平魂:
やっぱ広島って、おいしいもの多いよな

料理長・上野慎吾さん:
みっちゃんって、観光のお客さまが来られるイメージが強いと思うんですけど、こういう雰囲気なので、接待で使っていただいたりとか、地元のお客さまにも来てもらえるようなお店にしていきたいです

たかのり:
なるほど。観光客だけでなく、地元にも愛されるお店に

そして、自称お好み焼きマイスター・周平魂による「勝手にお好みレーダー」。
「みっちゃん総本店 雅」の評価は?

周平魂:
味100点満点。歴史・パイオニア感100点満点。高級感・ラグジュアリー100点満点。ゆきちゃんのファニーさ100点満点

評価は100点満点!

たかのり:
入るんですね

周平魂:
のってくれたからね。初代みっちゃんの「いいんじゃね」。これから全部始まってるから。ゆきちゃんは、ずっとここで働いていくつもりですか?

岡田幸治さん:
そうですね

たかのり:
ということは、例えば「3代目にならないか?」と言われたらどうするんですか? 

岡田幸治さん:
目標はそれですけど

周平魂:
ということは、20年後、30年後にもしかしたら岡田さんじゃなくて…

岡田幸治さん:
井畝光夫

目標は“3代目”という岡田さん

ツートライブ:
そうか! 日本一になったら、もう世界一! 頑張ってください! ありがとうございました

(テレビ新広島)