思い切りのいいフルスイングで雨空に特大の花火を打ち上げた。
ロッテは同点に追いついた2回2死二塁、藤原恭大(21)がオリックス田嶋大樹(25)の初球をフルスイング。打球は弧を描きライトスタンド中段に飛び込む3号2ラン。雨でいつ中止になってもおかしくない中、リードを奪い後半戦初勝利に導いた。
「思い切って初球を振ってやろうと。何とか逆転できたので、すごくうれしいなという気持ちと、見えなかったので入ったのかなという気持ちでした」。
マーティン不在の打線で2番に座る。後半戦初戦は2安打でこの試合は決勝弾。打率はまだ2割6分だが、持ち前のフルスイングで、後半戦は花火のような起爆剤となる。
ロッテ4-2オリックス
(14日、ZOZOマリンスタジアム)