生活情報ファイル。今回は「収納術」。すっきり片付いたお部屋でお家時間を快適に過ごしたい。
そこで今回は専門家に「リバウンドしない収納術」を伝授してもらった。

家の場所ごとに「収納ポイント」を教えます!

教えてくれるのは整理収納アドバイザーの阿部静子さん。
これまで5000人以上にアドバイスした経験を持ち、「絶対にリバウンドしない収納術」と評判なんだそう。

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梅島三環子アナウンサー:
阿部さんの考える上手な収納のポイントは?

整理収納アドバイザー 阿部静子さん:
まず、不要なものをいかに減らせるかにかかってくると思う

ということで、今回はお家の場所ごとに「収納のポイント」を教えてもらう。
まずは、玄関から。

梅島三環子アナウンサー:
なんで玄関からなんですか?

整理収納アドバイザー 阿部静子さん:
まず家に帰って来た時に玄関が片付いていれば、ほっとできる空間になる。それからもう一つ、玄関は割と簡単にできる片付けのポイントなんです

最初は、たたきを片付ける。

整理収納アドバイザー 阿部静子さん:
たたきには、家族の人数分の靴プラス1足がお勧めです

たたき整理のポイントは、玄関に出しておく靴を、家族の分とゴミ出しなどに使うサンダルなどプラス1足にとどめること。こうすれば玄関がすっきりするだけでなく、靴につまづく心配もなくなる。

梅島三環子アナウンサー:
たたきはきれいになりましたが、続いては靴箱。収納法は何がお勧め?

整理収納アドバイザー 阿部静子さん:
まず全部出して、本当に履くかどうかチェックすることが大切

靴箱整理のポイントは、ここ3年間、履いているか履いていないかで分けること。その理由は?

整理収納アドバイザー 阿部静子さん:
3年履いていない靴は、履くと痛いとか、傷んでいるなど、何かしらの原因がある

いくら値段が高かったとしても、3年間履いていない靴なら処分するのが阿部さん流。二の足を踏んでしまいそうだが、言われてみれば一理ある。

続いては、クローゼット。

整理収納アドバイザー 阿部静子さん:
クローゼットも着ていない洋服があると思う。それをいかに減らしていくかがすごく大切。ただ、洋服はすごく迷ってしまうと思うので。「服の賞味期限」を作って手放していくと手放しやすくなる

ではその服の賞味期限、どう決めればいい?

整理収納アドバイザー 阿部静子さん:
ずっと着ていない服で、なんの思い入れもない服があると思う。そういう洋服を1年着ていない服は手放すとか、3年着ていないなら手放すなど、期限を決めておくと、より手放しやすくなる

思い入れのある服は無理に捨てなくてもいいそう。思い入れのない服を手放すのが、クローゼット整理のポイント。アイテム別に収納し、しまうものを減らせば、収納しやすいクローゼットになる。

整理収納アドバイザー 阿部静子さん:
朝、選ぶ時間もすごく短くて済むし、衣替えもすごく楽になる。あらかじめ、アイテム別に分けて仕舞うと入れやすくなる

最後は、家族が集まるリビング。

整理収納アドバイザー 阿部静子さん:
リビングで使うものだけ、収納することがポイント

梅島三環子アナウンサー:
ここで使うものだけ?

整理収納アドバイザー 阿部静子さん:
そうです

リビング整理のポイント、まずテーブルから。
つい、いろんなものを置いてしまって、食事のスペースが狭くなっていないか?不要なものは片付けて、残すものはケースに入れるとテーブルの上がスッキリ。
そして…

梅島三環子アナウンサー:
ソファも、つい物を置いちゃったりする…

整理収納アドバイザー 阿部静子さん:
ソファはちょい置きされやすい場所と思うけれど、1つ置いてしまうと置いてもいいという気持ちになってしまって、片付けるのが嫌になってしまう

ソファに物を置いたままにしないことも大切。さらに、床の上に物を置かないことも徹底したいところ。
床掃除は棚や引き出しの中の不要なものを整理して、収めるスペースを空けてから取り組む。
リビングでは片付ける順番もポイント。テーブル・ソファー・棚・床の順に進める。

梅島三環子アナウンサー:
それぞれの部屋のポイントを抑えると、かなり家がすっきりしますね

整理収納アドバイザー 阿部静子さん:
全然変わってくると思う。それから地震が最近多いので、物があると危険になる。片付けることで、自分の身を守ることにもつながる。いま一度、片づけを見直していただきたいと思います

(仙台放送)

仙台放送
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