富樫が勝負どころで3Pシュート

相手に流れがいきそうな場面、キャプテンがそれを断ち切った。

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千葉ポートアリーナで“ハマの海賊団”こと横浜ビー・コルセアーズと対戦した千葉ジェッツ。

42-32と10点リードで迎えた第3クォーターだった。千葉の大野篤史ヘッドコーチ(43)が「ディフェンスがかなり問題だった」と振り返るように千葉は横浜に押される展開になる。
残り5分を切ったところで横浜に新加入の須藤昂矢(23)に3Pシュートを許し、4点差に詰められる。

相手に流れが行きそうな場面だったが、「第3クォーターで少し追いつかれた時に、エンジンをかけなければいけない状態になった」と直後にギアを上げたキャプテン富樫勇樹(27)が3Pシュートを決め返す。これぞ千両役者ーーーさらに富樫は続けて3Pシュートを沈め、“倍返し”で役者の違いを見せつける。

最終クォーターでは再び横浜の追い上げにあうも、終盤に富樫が2本連続で3ポイントで引き離す。終了間際にも1本沈め横浜に逆転の機会を与えなかった千葉が、91-83で振り切った。

5本の3Pシュートで23得点をあげ、この試合のMVPに選ばれた富樫だが、ヒーローインタビューで笑みはない。「いつもはディフェンスからリズムを作るが、ディフェンスが機能していなかったので明日に向け修正したい」とプレーオフでの戦い方を見据え、気持ちを引き締めた。

千葉ジェッツ 91-83 横浜ビー・コルセアーズ
(24日・千葉ポートアリーナ)

Bリーグ最速!通算入場者数60万人

また、千葉はこの試合でBリーグ最速で入場者数60万人を達成した。チームもコロナ禍に見舞われ、活動休止になるなど困難に直面したが、シーズン完走も目前。記念すべき60万人目の来場者には、記念品として60万人にちなんだ背番号60がプリントされた全選手サイン入りレプリカユニフォームが贈呈された。

記事 332 加藤忍

早稲田大学卒業。フジテレビ入社。スポーツ局すぽると!ロッテ担当、ヤクルト野球中継などを経て現在は報道局兼スポーツ局。