当たり前の国民の「権利」を行使して「お得」に
4月25日に迫った名古屋市長選挙は今回、投票するだけで飲食店などで割引が受けられるサービスがある。
牛肉100%アツアツのハンバーグに、たっぷりかかった特製のタレ。ステーキのあさくまの名物「あさくまハンバーグ」。ナイフをいれると肉汁があふれる。
このハンバーグ、実はあるモノを見せるとお得に食べられる。それが、投票後にもらえる「投票済証」。
あさくまでは会計の際、市長選の投票済証を見せれば、4月25日から市内7店舗で食事代が10%引きになる。
また、あんかけスパの名付け親とされる「からめ亭一社本店」では、投票済証を見せれば、ゆでたまごとウインナーがのった看板メニュー「からめ亭スパ」が10%オフに。
選挙に行くだけで受けることができる、これらのお得なサービス。その名も「センキョ割」。
投票済証を見せるだけで、名古屋市内の飲食店など約120店舗で、期間限定の割引サービスが受けられる。
台湾ラーメンで有名な「味仙矢場店」では「きゅうり漬け」をサービス。また「マクドナルド池下店」では、テリヤキマックバーガーセットが30%オフに。 飲食店以外では、「ドン・キホーテ大須店」で、会計で5%引きになる。
他にも様々な店が協力していて、オーダースーツやシャツを販売する「テーラー神谷」でも会計で5%オフに。また「明智不動産」では、仲介手数料が10%オフになるサービスまである。
このセンキョ割は、東京の政治関連のPR会社が9年前に企画。これまで全国の選挙で行われ、今回の名古屋市長選挙では青年会議所が主催。協力店を募り、初めて導入された。
その目的は投票率のアップ。市長選挙の投票率はこのところ低い水準にとどまっている。
名古屋青年会議所の担当者:
投票率が低いまま推移していますので、なにか強い投票するきっかけを作ろうと思い、投票率の向上や名古屋の街の未来を考える人が増えることを願っています
店によって期間や細かい規定があるところもあり、詳しくは「センキョ割」のホームページで確認を。
現職と新人あわせて4人が立候補している名古屋市長選挙。投開票は4月25日。
（東海テレビ）
