“スーパー台風“台風2号 現在はフィリピンの東の海上を北上中

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4月19日午前6時現在フィリピンの東の海上を北上しているのは、4月としては異例の「猛烈」な勢力(台風では一番強いランク)に発達した台風2号。現在勢力を維持したままゆっくりと北北西に進んでいます。

最大瞬間風速85m/sで、フィリピンやパラオで停電や断水など多くの影響を出しています。

この最強クラスの台風は日本にどこまで接近し、影響を与えるのでしょうか?

最強クラスの台風 今週後半にも沖縄に接近か

現在フィリピンの東の海上にあって、現在が発達のピークとみられています。

このあと徐々に北上して、4月23日、24日ごろに沖縄本島の南を通過する、予報円の北側を通ると、沖縄に接近する可能性も。

その頃には現在「猛烈」な勢力が2ランク落ちて「強い」勢力になる予報。ただ「強い」勢力でも風速は30m/s以上、立っていられないような風が吹く可能性があります。

今後は小笠原のあたりを通過していく予報で、本州でも沿岸部は穏やかな天気なのに突然の高波になることがありますので注意してください。また、本州に台風が接近することはないと思いますが、週末以降は進路によってはゲリラ豪雨が発生する可能性がありますので十分に注意してください。

強い台風が来る前に準備するべき「3つの満タン」

今回の台風2号のように強い台風が接近する可能性がある場合、準備しておくべき「3つの満タン」があります。

一つ目は「お風呂の水」。台風による強風で停電・断水する恐れがあるので、台風の予報円が自分の住む地域にかかるような場合はお風呂に水をしっかり貯めておくことが重要です。

二つ目は「携帯の充電」。家族や友人とお互いの安否を連絡し合えるように、連絡手段の充電は満タンにしておきましょう。

三つ目は「ガソリン」。強風の中など、災害が起きている時に車で移動するのは危険なのですが、台風が過ぎて強風などが収まった後は交通機関が乱れ、物資の供給が滞っている可能性があるので、自車のガソリンは満タンにしておくと良いでしょう。

今後の台風の進路には十分ご注意ください。

(めざまし8 4月19日放送「気象災害死ゼロプロジェクト」より)