神奈川県は新型コロナワクチンの高齢者接種に向けた市町村への配分を決定した。

新型コロナワクチンの高齢者接種については、4月5日の週からワクチンが市町村に順次配送さ れ、4月12日から全国的に接種が開始される予定で、国から神奈川県への配分は44箱 (4月5日の週から4月19日の週に配送される箱数の合計)。
※ 別途、4月26日の週には、国から県内全市町村に1箱ずつ配送される予定

配分内訳は、以下の通り。
横浜市 17箱
川崎市 7箱
相模原市 4箱
横須賀市、藤沢市 4箱(各2箱)
平塚市、鎌倉市、茅ヶ崎市、小田原市、三浦市、秦野市、厚木市、 大和市、伊勢原市、座間市、海老名市、綾瀬市 12箱(各1箱) 

市町村への配分の考え方については、
(1)ワクチンの供給量が限定的であるため、高齢者の中でも特にリスクの高い方々に、優先的 に接種をしていく必要があること。
(2)高齢者の中でも、高齢者施設の入居者は、感染が発生するとクラスターとなる危険性が高 く、介護度が総じて高いため、命にかかわる重篤な症状となる可能性が高いこと。
の2点を考慮し、市町村の高齢者施設入居者数の割合に応じて配分箱数を決定したとしている。