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半世紀の歴史に幕 富山県氷見市の老舗自動車業者が事業停止、破産手続きを開始 仕入れ価格の上昇分を整備・販売価格に転嫁できず 負債約4700万円|FNNプライムオンライン

半世紀の歴史に幕 富山県氷見市の老舗自動車業者が事業停止、破産手続きを開始 仕入れ価格の上昇分を整備・販売価格に転嫁できず 負債約4700万円

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富山県氷見市の自動車整備・販売業者が、経営不振により破産手続きの開始決定を受けました。

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1975年創業、地域の「車のかかりつけ」として半世紀

破産したのは、氷見市島尾に本社を置く穴倉自動車工業です。帝国データバンクによりますと、穴倉自動車工業は1975年3月に創業し、1989年4月に法人化された地域密着型の自動車整備・販売業者で、資本金は300万円。主に富山県氷見市を営業エリアとして、個人向けの新車・中古車販売のほか、車検や定期点検、修理なども手がけてきました。

コロナ禍、人口減少、価格転嫁できず…三重苦が直撃

2019年以前は年商3000万円以上を計上し、安定した経営を続けていたということですが、2020年の新型コロナウイルス感染拡大以降、状況は一変。地元での人口減少と住民の高齢化が重なり、需要は低迷。販売台数は減少を続け、近年は車両整備を中心とした営業に縮小を余儀なくされていたということです。

さらに2022年12月に前代表が死去し、子息が事業を承継しましたが、地域の需要回復は見込めず、周辺地域やインターネット販売への進出はままならなかったということです。その結果、2025年9月期の年間収入高は約1000万円にとどまりました。

自動車部品や車両の仕入価格の上昇分を販売・整備価格に転嫁できなかったことも重なり、営業段階から赤字を計上。金融機関からの借入に加え、代表個人からの借入金で赤字補填を続けてきましたが、収益改善の見通しが立たず、事業継続を断念したといいます。

今後の手続きと財産状況報告集会

今年9月3日に事業を停止し、富山地裁高岡支部へ自己破産を申請。10日に破産手続きの開始決定を受けているということで、財産状況報告集会は12月17日に予定されているということです。

負債総額は、金融債務約1000万円を含む、約4700万円です。

氷見市内(8月28日)
氷見市内(8月28日)

氷見市では8月27日から大雨により多数の浸水被害などが報告されていて、今回の事業停止・破産手続きがその大雨と関連するかはわかっていません。

(富山テレビ放送)

富山テレビ
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