大型台風がシルバーウィークを直撃しそうです。
16日夜に発生した大型の台風25号は、今後、発達しながら小笠原近海を北上し、19日以降に本州へ接近する見込みです。
シルバーウィーク期間中の天気に大きな影響を及ぼすおそれがあり、今後の進路に注意が必要です。
秋雨前線の「復活」のような状況に警戒
台風本体による大雨や暴風、高波だけでなく、秋雨前線による大雨にも警戒が必要です。
秋雨前線は18日まで天気図に描かれますが、19日以降は一時的に不明瞭となり、天気図上では確認しづらくなる予想です。
しかし、前線が見えなくなったからといって安心はできません。
台風が持ち込む大量の暖かく湿った空気の影響で、前線帯の活動が再び活発化し、まるで秋雨前線が「復活」したかのように北日本など広い範囲で雨雲が発達するおそれがあります。
天気図から見えなくなったタイミングこそ、注意が必要です。
台風本体から離れた地域でも突然雨脚が強まり、大雨となる可能性があります。
台風が本州に接近するシルバーウィークは、土砂災害や河川の増水・氾濫、低地の浸水などに十分警戒してください。
最新の気象情報をこまめに確認
今回の台風は、発生当初の予想と比べて進路がやや東寄りとなり、関東へ接近する可能性が高まっています。
ただ、本州へ近づく段階でも予報円は依然として大きく、進路や影響範囲には幅があります。
今後の予想次第では、連休中の交通機関やイベントなどに影響が出る可能性もあります。
予想進路の西側のコースを進んだ場合は、関東や東海に上陸することが予想されています。
シルバーウィークに帰省や旅行を予定している方は、最新の台風情報や交通情報をこまめに確認するようにしてください。
【執筆:フジテレビ気象センター・気象予報士 岡部茉莉】

