“野菜ソムリエ上級プロ”で“果物ソムリエ”の堀基子さんが、旬の野菜と果物のおいしさを引き出す技を紹介する本連載。今回は、上品な甘さが人気の初秋の味覚「梨」。甘い梨はどれ?どうやって保存する?皮は食べても平気?など、梨の疑問を紹介します。おしゃれな楽しみ方やレシピも。
文・写真=堀基子
甘い梨はどっち?保存は「ヘタを下」!
あなたは今シーズン、おいしい梨に出会えましたか?
購入の際は、ずっしりと重く、お尻のくぼみが深いものを選びます。お尻のくぼみが深いものは、甘いといわれているからです。
家に持ち帰ったら、ヘタの部分から水分が失われるため、ヘタを下にして保存します。また、糖分が下に集まりやすいので、ヘタを下にすることで、甘みが全体に均一に広がるのだとか。
そして、梨はあまり日持ちしないので、すぐに食べるなら冷暗所の保存でOKですが、数日なら1個ずつキッチンペーパーや新聞紙で包んでからポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室へ。
「幸水」「豊水」などの“赤梨”は赤みが強くて表面がザラザラしていないものから、「二十世紀」などの“青梨”は果皮が黄緑色のものよりも黄色いものから先に食べます。
なお、長く保存しているとシャリシャリ感がなくなり、シンナーのような過熟臭がしてきますので、早めに食べきりましょう。
ちなみに、梨を洗うのは食べる直前がベストです。保存の前に洗うと、ヘタやお尻のくぼみ、果皮などに水分が残り、傷みやカビの原因になります。
皮も食べられる!梨の切り方2種
さて、梨を食べるとき、皮はどうしていますか?

