太ももやお尻を動かす
まずは運動。忙しかったり暑い日々でも、買い物など日常生活の中で工夫してみましょう。
・1日合計20〜30分程度、少し息が上がるくらいの「早歩き」で動く
・エレベーターではなく階段を使ったり、1駅分歩く
・家の中でもかかと上げやスクワットなどを習慣にする
大きな筋肉が集まる太ももやお尻を動かすと、効率よく代謝を上げやすくなります。無理に激しい運動をするよりも、「毎日できる範囲で少しずつ」がストレスなく続けやいですし、けがの予防にもなります。
朝食にたんぱく質を1品
不規則な食事は血糖値や食欲ホルモンを乱し、自ら脂肪をため込みやすい状態を作ってしまいます。1日の食事リズムと内容を整えましょう。
・朝食を抜かず、たんぱく質源(卵、納豆、魚など)を1品入れる
・温かい飲み物や汁物を1日1〜2回は取り入れる
・野菜・海藻・きのこ類を取り入れ、食物繊維とビタミン・ミネラルをしっかり補う
体を適度に温める
睡眠不足は食欲を増やすホルモンやストレスホルモンを増加させ、体重増加につながることが知られています。また、冷え太りを防ぐには体を「適度に温める」ことも大切です。
・毎日できるだけ同じ時間に起床・就寝する
・寝る1時間前からスマホやパソコンを控える
・シャワーだけでなく、ぬるめの湯船に15~20分つかり深呼吸でリラックス
・職場や自宅で、首・お腹・腰・足首を冷やさない
これらは血流を改善し、自律神経のバランスを整える助けになります。その結果として筋肉が働きやすくなり、代謝も上がるようになります。
冷え太りは単に体温が低いから起こるわけではなく「冷えやすい生活パターン」が積み重なった結果として現れます。
体重計の数字だけに一喜一憂するより、「冷えにくい生活を続けること」が結果として太りにくい体づくりにつながっていきます。
松村圭子
成城松村クリニック院長。広島大学医学部卒。日本専門医機構認定産婦人科専門医。月経トラブルや更年期障害といった不調の治療ほか、サプリメントや漢方、各種点滴療法などによるメディカルケアを行う。主な著書に「女性の悩みはFemtechで解決!オトナ女子のためのカラダの教科書」(宝島社)、「これってホルモンのしわざだったのね」(池田書店)など多数。

