被災地に勇気を届けたいー。特別な思いを胸に夢の舞台へと向かいました。春夏通じて初の甲子園出場を決めた有明高校ナインが30日朝、甲子園に向けて出発しました。
熊本県荒尾市にある有明高校では、部員の家族なども含めて、28日の地震による大きな被害はなかったということです。
当初、新玉名駅から新幹線で出発する予定でしたが、地震の影響で一部で運休しているため、急きょ、バスで博多駅まで移動し、甲子園を目指すことになりました。
10年前の熊本地震で被災した経験がある阿蘇郡西原村出身の實田 主将は、当時を振り返り次のように話しました。
(有明高校 實田 聡志 主将)
「10年前に(地震の)被害に遭い家も崩れ、グラウンドも使える状況ではなくなり、野球ができることに改めて感謝して、今こうやって甲子園という舞台に行けることにも感謝して、しっかり自分たちの野球が出来るようにやっていきたい。被災された方々のためにも、しっかり勇気を届けられるように、自分たちの野球をして勝っていけるようにしたい」
選手たちは学校職員や生徒たちに見送られ、出発しました。
夏の甲子園は8月5日開幕、8月1日に組み合わせ抽選が行われます。
