旬の野菜がお買い得になっている中、価格の下落が続くのがコメだ。スーパーでは歓迎の声が聞かれる一方で、販売数量は伸びていないようだ。
レタス・トウモロコシ・枝豆…旬の野菜がお買い得に!
新潟県三条市のスーパー。
今、価格が安定しているという野菜。中でも平年より30円ほど安いのがレタスだ。

通常、レタスはサニーレタスと同じくらいの価格と言われているそうだが、この日のサニーレタスは159円なのに対し、レタスは127円。レタスが30円ほど安くなっていた。
そのほか、群馬産のトウモロコシは2本入って321円。生育が良いことから例年より50円ほどお買い得になっていた。

スーパーマルセンの太田雅悠専務は「トウモロコシは粒に甘みがあって、なおかつ価格も安いので、品質から見てもかなりお値打ちだと思う」と話す。
地元・三条市の朝どれの枝豆も、平年より50円ほど安くなっている。

「価格としても安いが、今年の枝豆は豆に味がかなり濃くて甘みがあるということで、お客からもかなり評判が良くて結構売れている」という。
コメの価格5kg“3373円”に 客からは歓迎の声「買いやすい」
一方、価格が安定しないのが、コメだ。
こちらの店ではこの日、ブレンド米が3200円台。新潟県産コシヒカリの中には3700円台で販売されているものもあった。

太田専務は「一番高いときで今年1月、1袋5000円半ばぐらいの価格で推移したと思うので、1袋あたり大体1000円以上安くなっている」と話す。
スーパーで販売されたコメ5kgの平均販売価格は、備蓄米の流通で去年夏に3000円台になったものの、秋以降、再び値上がりし、年末には4416円と過去最高値を更新。
しかし、年が明けてからは値下がりに転じ、7月13日からの1週間の平均価格は3373円となっている。

買い物客は「このくらいの価格がちょうどいいのではないか。これ以上安くなると生産者も大変になるらしいので」「買いやすいなとは思っている。良かったなと思っている」などの声が聞かれた。
価格下落も販売数量は伸びず…
お客が安心して買える価格になっている一方で、販売数量は伸びていないと太田専務は話す。

「思ったよりもコメが余っている状況。消費者の方にも『8月になるともう少し安くなるのではないか』といった心理が働いているというのが我々の予想としては非常に大きい」
生産者・消費者の双方に適正な価格で安定する…その状況はいまだに実現されていない。

