どんな情報を登録するといい?
――被災時に171、Web171を使う上でどんな情報を登録すればいいでしょうか?
笹倉所長:
まず発災直後は、被災地の外にいるご家族は何より被災者の安否を気にされます。自治体も安否確認を急ぎます。ですので、まずは171にも安否情報に関わる安心材料を確実に登録することに注力することが大事です。
その後、時間経過とともに情勢が変わります。そうなると今度は避難所が開設されたので、そこに移動したなどと、居場所を常に登録し続けていくとよいです。
また、災害時は被災直後には命をつなぐことができたものの、避難中に亡くなってしまうという災害関連死の問題が出てきます。能登半島地震でもそうでした。ですので、どんな種類の物資が不足しているなど衣食住に関わる情報も追加し、被災地の外にいるご家族を通じて、自治体などに情報をつなげていくことも重要です。
――居場所を登録してもプライバシーは大丈夫でしょうか?
廣瀬室長:
伝言に関して個人情報が気になるという人は、暗証番号を設定して安否情報を登録することもできます。この場合は、ご家族や知人の間で事前にしっかり共有しておくことが大切です。
――まだ171やWeb171を使ったことがない人に向けて、平常時でも体験できる機会があると聞きました。
廣瀬室長:
はい。
・毎月1日と15日の00:00~24:00
・正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
・防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
・防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)
には、体験利用ができます。
また、地域の防災訓練などでも使える場合がありますので、一度ご家族で実際に使ってみることもおすすめです。
取材・文=高木さおり

