戦前まで沖縄県那覇市首里の龍潭のほとりに架かっていた世持橋の欄干の復元と設置工事が完了し、2日、関係者にお披露目されました。
県の有形文化財に指定されている世持橋は、琉球王国時代に王子が暮らした中城御殿の隣に架かっていた橋で、沖縄戦で破壊されました。
首里城未来基金を活用した復元では、柱を県内の石材加工会社が製作し、蟹や魚などの細かな彫刻が施された羽目板は、県立芸大の講師や学生が手がけました。
喜屋武奈鶴 記者:
首里城を望む龍潭のほとりに架かる世持橋。かつての景観が蘇ってきました
このほど欄干の設置工事が完了し、2日、地域の子どもたちや復元に携わった関係者にお披露目されました。
羽目板の彫刻に携わった 沖縄県立芸術大学 彫刻専攻 砂川泰彦 教授:
当時の古写真と拓本、博物館にある残決をしっかり見て研究して、このような形になっています。たくさんの方に見ていただけたらと思っています
地域の人たちからも期待を寄せる声がきかれました。
首里大中町自治会 與儀毅 会長:
今後中城御殿の復元、首里城正殿復元のなかで、龍潭通りがかつての面影を取り戻すことは、非常に嬉しいことだと思いました
城西小学校6年生 城間みちるさん:
これからこの世持橋を見ながら学校へ登校できるのが楽しみです。首里城が今年の秋に完成するので、首里城もここから一緒に見たいなと思っています
首里城再建とともに、歴史ある街並みもその姿を取り戻しています。
