ハワイの沖縄県系人たちが、自身のルーツへの理解を深めるため3日から八重瀬町を訪れ、地域の歴史や文化について学びました。
この研修は、八重瀬町にルーツをもつハワイの県系人にふるさとの歴史や文化について理解を深めてもらおうと、町が企画したものです。
参加した4人の高校生たちは、沖縄県最古の石獅子「富盛の石彫大獅子」を見学しました。
集落を火災などの災いから守るために約340年前に作られたとされる大獅子は、81年前の沖縄戦では米海兵隊が身を隠した場所で、戦禍をくぐりぬけた獅子の側面には今も銃弾の跡が残されています。
八重瀬町議会 野原邦男 議員:
(沖縄の)歴史を踏まえながら、自分たちの立ち位置を確認し、未来に向かっていきましょう
県系4世 ダスティンさん:
神聖な場所だと感じました。この場所への敬意が深まりました
県系4世 レイアさん:
石獅子に残る弾痕を実際に目にしてより強く(戦争を)実感し、自分自身のこととして受け止めることができました。私は先祖に感謝しています。先祖が苦難を乗り越えたから、今の私たちはハワイで良い暮らしができています
高校生たちはホームステイで地域との交流を深めるほか、移民の歴史について学ぶプログラムを通して自らのルーツへの理解を深めます。
