サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCが7月1日、新シーズンに向けた体制発表記者会見を開いた。村主博正監督は「目標はJ3優勝・J2昇格」と力強く宣言。2シーズンぶりに古巣へ戻る選手や、J1クラブから加入する大型フォワードなど、8人の新加入選手が顔をそろえ、白波スタジアムへの期待感を高めた。

百年構想リーグで5位 手応え十分で臨む秋春制元年

2026年2月から6月にかけて行われた百年構想リーグで、鹿児島ユナイテッドFCはJ2・J3計40チームの中で5位という好成績を収めた。豊富な運動量をベースにした全員攻撃・全員守備をチームに浸透させた村主監督は、その手応えをそのまま新シーズンへの自信に変えている。

「得点も、もっと取れるのではないか。失点も、もっと減るのではないか。そこにアジャストできるところを基準に、新加入選手に声をかけた」

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8月からはJリーグが新たに秋春制へ移行し、J3リーグも同様のスケジュールで開幕する。チームは10カ月に及ぶ長丁場を戦うことになる。

サイド攻撃をさらに強化 鍵を握る新加入選手たち

百年構想リーグでユナイテッドは40チーム中2位のクロス数を記録し、サイドを起点とした攻撃を大きな武器としてきた。その強みをさらに磨くべく、今季の補強は明確な狙いのもとで進められた。

2シーズンぶりにチームへ戻ってきたのが薩川淳貴選手だ。J2・大分トリニータから期限付き移籍で加入し、主に左サイドバックでプレーする。

「プレーの特徴は左足のクロスと縦への推進力。また、白波スタジアムのピッチで、皆さんの前でプレーできることが楽しみ」

古巣への復帰に喜びをにじませた薩川選手は、チームのストロングポイントを体現する一人として期待される。

J1岡山から大型FW加入 「村主監督ともう一度サッカーがしたかった」

注目の新加入選手がもう一人いる。村主監督がかつてコーチを務めていたJ1ファジアーノ岡山から、高校時代に世代別の日本代表にも選ばれた大型フォワードの高橋旺良選手が育成型期限付き移籍で加入した。

「岡山時代に村主監督にすごくお世話になった。もう一度村主監督とサッカーをしたいと思ったのが一番大きかった」

指揮官との信頼関係が移籍の決め手となったと語る高橋選手。その言葉は、村主監督のチームビルディングへの姿勢と、選手たちから寄せられる信頼を端的に示している。

8月8日、白波スタジアムで開幕

記者会見の後、新加入選手を含むチームは鹿児島市内で初練習を実施し、約1時間にわたって汗を流した。

記者会見の様子
記者会見の様子

2026/27シーズンは8月8日午後7時、白波スタジアムでの開幕試合でキックオフを迎える。初戦の相手はザスパ群馬だ。地元・鹿児島のファンの前で新生ユナイテッドがどんなサッカーを見せるか、注目が集まる。

【動画で見る▶新シーズン8月開幕 鹿児島ユナイテッドFC J2復帰めざし新体制発表】

鹿児島テレビ
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