国際海事機関(IMO)は、ホルムズ海峡周辺に取り残されている1万1000人を超える船員の避難計画を開始すると発表しました。
IMOのドミンゲス事務局長は23日、声明を出し、ホルムズ海峡周辺で足止めされている1万1000人以上の船員を避難させるための大規模な計画を開始すると明らかにしました。
計画は、イランやオマーン、アメリカ、周辺の湾岸諸国、それに海運業界と連携して進めるとしていて、すでに必要な安全確保や航行条件の確認を終えたと説明しています。
ホルムズ海峡をめぐっては、アメリカとイランが6月17日に戦闘終結に向けた覚書に署名したあとも、航行の安全性への懸念から多くの船舶が周辺海域にとどまっています。
また、オマーン当局は、IMOと連携してホルムズ海峡に臨時の海上回廊を設置し、足止めされた船舶を段階的に退避させる方針です。
IMOは船舶ごとに通航時期などを通知しながら、段階的に退避を進める方針です。
