鳥取の夏を代表する海の味覚天然イワガキ「夏輝」。
出荷が解禁され、6月1日、鳥取県鳥取市の漁港で初競りが行われました。
午前8時、鳥取市・賀露港で威勢のいい声が響きました。
1日、出荷が解禁された天然イワガキ「夏輝」の初セリがです。
冬の松葉がにと並ぶ鳥取の海の味覚、天然イワガキ。
ぷりぷりした食感とクリーミーで濃厚な味わいが特徴です。
大きさや形、身入りのよさなどの基準をクリアしたものは特に「夏輝」のブランド名で出荷されています。
1日の初セリでは1キロあたり平均1152円の値が付き、価格、漁獲量ともに例年並みだったということです?
まずまずのシーズン滑り出しですが、2026年は心配材料も…
鳥取県漁協賀露支所・濱辺聡課長:
魚価はそのままで資材が高騰しているという現状なのでなかなか難しいところですね。
中東情勢の影響で船の燃料代に加え、発泡スチロールなどの資材が高騰。
漁にかかる経費は合わせて約1.5倍になる見込みですが、価格への転嫁は見込めない状況だとして漁業関係者は厳しい表情です。
ただ、ひとまず迎えた初出荷。
山陰ならではの「6月からがシーズン」をアピールし、例年以上の出荷・販売につなげたいと期待します。
鳥取県漁協賀露支所・濱辺聡課長:
漁師も仲買も6月からのカキっていうのは、山陰の名物なのでみんな楽しみにしています。生食用でポン酢とかを付けて食べてもらったらおいしいと思う。
小さいのは、カキフライとかそういう食べ方をしてもらえれば。
競り落とされたばかりの「夏輝」は早速、港近くの直売施設に並びました。
鳥取県漁協かろいち店・網田峻さん:
ミルクも入ってますし身も大きいのでいい感じですね。
杉谷紡生記者:
私はポン酢でいただきます。ぷりぷりです。
口に入れると濃厚なうまみと磯の香りが広がります。大満足です!
6月1日の店頭での価格は1個800円から1500円ほどで、ほぼ例年並みだということです。
大阪からの観光客:
寄ったら解禁されていたので思わず買っちゃいました。
Q.大阪とは値段も違いますか?
全然違います、倍ぐらい変わってくるんじゃないかなという感じです。
こっちのほうが全然おいしいです。
兵庫からの観光客:
おいしい!兵庫のカキも美味しいですけど、鳥取のカキもおいしいですね。
鳥取県漁協かろいち店・網田峻さん:
(カキが始まると)普段とはまた市場の雰囲気が違うし、いろいろなお客様も来られるのでにぎわいますね。たくさんの人においしいカキを食べてほしいです。
天然イワガキ「夏輝」のシーズンは8月いっぱい。
県内をはじめ、関西を中心に県外にも出荷されます。