気象庁によると、台風6号は、6月2日にかけて南西諸島付近を北上し、沖縄地方、奄美地方にかなり接近する見込みだという。その後、3日にかけて暴風域を伴ったまま西日本から東日本に接近するおそれがあるとしている。南西諸島では2日にかけて、西日本では2日から3日にかけて、東日本太平洋側では3日は、暴風、うねりを伴う高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけている。九州南部・奄美地方では、今後線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があるという。
気象概況
台風6号は、1日午後4時には那覇市の南西にあって、1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいる。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで中心の東側185キロ以内と西側150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。
台風は、2日未明にかけて沖縄地方に、2日昼前にかけて奄美地方にかなり接近する見込みだという。その後、進路を次第に東よりに変え、3日にかけて、本州の南岸を東北東へ進み、暴風域を伴ったまま西日本から東日本に接近するおそれがあるとしている。
また、前線が、南西諸島付近から日本の南にのびています。前線は、台風とともに北上する見込みだという。
台風本体と前線の影響で、断続的に猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、南西諸島、西日本と東日本太平洋側の南から南東斜面を中心に、総降水量が多くなる見込みだという。
風の予想
南西諸島、西日本太平洋側、東日本太平洋側では、猛烈な風が吹く見込みだという。
・1日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
九州南部・奄美地方 30メートル (45メートル)
沖縄地方 30メートル (45メートル)
・2日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
近畿地方 23メートル (35メートル)
中国地方 20メートル (30メートル)
四国地方 30メートル (45メートル)
九州北部地方 25メートル (35メートル)
九州南部・奄美地方 30メートル (45メートル)
沖縄地方 30メートル (45メートル)
・3日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
東北地方 20メートル (30メートル)
関東甲信地方 30メートル (40メートル)
東海地方 30メートル (40メートル)
近畿地方 30メートル (45メートル)
中国地方 20メートル (30メートル)
四国地方 30メートル (45メートル)
波の予想
南西諸島、西日本太平洋側、東日本太平洋側では、うねりを伴って波が高くなり、猛烈なしけとなる見込みだという。
・1日に予想される波の高さ
九州南部・奄美地方 9メートル うねりを伴う
沖縄地方 10メートル うねりを伴う
・2日に予想される波の高さ
近畿地方 6メートル うねりを伴う
四国地方 8メートル うねりを伴う
九州北部地方 6メートル うねりを伴う
九州南部・奄美地方 10メートル うねりを伴う
沖縄地方 9メートル うねりを伴う
・3日に予想される波の高さ
東北地方 6メートル うねりを伴う
関東甲信地方 10メートル うねりを伴う
東海地方 8メートル うねりを伴う
近畿地方 9メートル うねりを伴う
四国地方 8メートル うねりを伴う
九州北部地方 5メートル うねりを伴う
九州南部・奄美地方 5メートル うねりを伴う
雨の予想
南西諸島、西日本、東日本太平洋側では、猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みだという。
・1日午後6時から予想される24時間降水量(多い所で)
中国地方 100ミリ
四国地方 180ミリ
九州北部地方 200ミリ
九州南部・奄美地方 300ミリ
沖縄地方 180ミリ
・その後、2日午後6時から予想される24時間降水量(多い所で)
東北地方 120ミリ
関東甲信地方 300ミリ
東海地方 300ミリ
近畿地方 300ミリ
中国地方 60ミリ
四国地方 150ミリ
九州北部地方 80ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあるという。
猛烈な風が吹く見込み
気象庁によると、南西諸島、西日本太平洋側、東日本太平洋側では、飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転するおそれもある猛烈な風が吹く見込みだという。南西諸島では2日にかけて、西日本太平洋側では2日から3日にかけて、東日本太平洋側では3日は、不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒し、うねりを伴う高波にも厳重に警戒するよう呼びかけている。
南西諸島では2日にかけて、西日本では2日から3日にかけて、東日本では3日は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してほしいという。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてほしいとしている。
沖縄地方では1日は、九州では2日は、海岸や河口付近の低地での高潮による浸水や冠水に注意・警戒するよう呼びかけている。
